馬鹿 ~SG~ ページ9
「おっぱ〜おぉぉぉっぱぁぁぁぁ!!」
ダメだ、こいつ…全然起きやしない。
そう、私、Aは今、とても困っている。
原因はこの彼
「ユンギおっぱぁぁぁぁあ!!」
さっきから全然呼んでるのに起きないのだ。
「はぁ…」
私は何回呼んでも起きないユンギおっぱに呆れながらもその場に腰を下ろす。
目の前にはすやすやと気持ちよさそうに眠るユンギおっぱの顔。
何か、腹立つな…
「落書きでもしてやろうかコノヤロウ」
こんな所で寝てたら風邪ひいちゃうのになぁ…
何て思いながらもユンギおっぱの顔をじぃぃっと見る。
「本当、綺麗な顔してるなぁ」
ユンギおっぱは学校の先輩だ。
まぁ、一目惚れというやつかな?
授業をサボろうと思ったらたまたまここでおっぱが寝ていた。
そう言えば前もこんな感じだったよね〜…
こうやって私が見てたらパチって目が空いて…
SG「おい」
「うっ…わぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
SG「うるさ」
し、心臓が飛び出るかと思った…。
まだバクバク言ってる。
「おっぱお、起きてたの?」
SG「今起きた」
「あんなに呼んでたのに」
SG「知ってる」
「え?起きてたんじゃん!嘘つき!!」
SG「はいはい」
何て会話が私の癒し。
あ〜あ、いつまで続くのかな?
おっぱにも彼女が出来るのかな。
この気持ち諦めた方が良いのかな?
「だぁぁぁぁ!!やめやめ、考えるのや〜めた!!」
私がいきなり叫ぶとびっくりしたのかおっぱはビクッと肩を揺らし
SG「お前、本当うるさい」
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作者名:癒夢 | 作成日時:2017年1月6日 9時