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それでもやっぱり話しかけてくるあいつ。
女「ちょっと」
と言ってまたトイレに連れていかれる。
女2「本当にいい加減にしなさいよ！何回言ったら分かるの!?」
いい加減にしろ…かぁ。
それはこっちのセリフだよ。
女3「痛い目見なきゃわからないんじゃない？」
女「そうね」
と言いながら便器の蓋を開ける。
は？嘘でしょ？
ぐっと髪を引っ張られる。
「や、嫌だっ、離してっ」
女2「や〜だよっ♪」
なんて言いながら頭を便器の中に突っ込まれる。
汚い…息が、できないっ。
女3「やだ〜」
女「汚ったな」
なんて言って笑ってみてる。
やだ、離してっ。
苦しい…
「やだっ」
誰か助けて…
TH「…お〜い、あれ？声が聞こえる、あ、Aちゃんいるの？」
…テヒョン？
「…たすっ」
助けて…と言おうとしたら口を塞がれる。
「ん〜っ、ん〜っ」
女「あっ、テヒョン先輩っ！どうかしたんですかぁ？」
女って怖いなぁ、好きな人の前だとこうも話し方が違うのか。
TH「ん〜、Aちゃんトイレにいない〜？」
女「いませんよぉ〜、Aちゃんは教室じゃないかなぁ？」
そうやって嘘つくんだ。
あ〜、もうダメだ。
TH「そっか〜」
女「ちょっ、え？」
パタパタとゆっくり近ずいてくる足音と、焦る女の声。
TH「み〜つけたっ」
と言ってにっこり笑う。
TH「ん〜と…何してんの？」
するとあいつの手が私へ伸びてくる。
TH「うわ〜、ビッチョビチョ！何？水遊び？」
本当にこいつはマジな馬鹿なのか？
女3「はいっ、楽しいですよ〜!!」
なんて言ってくすくす笑う。
TH「そっかぁ…じゃあ、またね？」
と言って私を引っ張ってトイレを出たかと思ったらあっ！って振り返り
TH「次この子になにかしたら…ダメだよ？」
なんて首を傾げ四角い口で笑っているが目は笑っていない。
気づいてたの…？
じゃあ行こっかなんて言ってまた歩きだす。
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作者名：癒夢 | 作成日時：2017年1月6日 9時
