私は誰にも惚れはしない【Stpr】 (ページ6)

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あなたside

『まって、生徒会入ってるよね？さとみ先輩？』

さ｢入ってるよー｣

『あちゃー』

さ｢どこに来るかなーって思って屋上かなって思ってここで待ってた｣

『私逃げるので追いかけないで貰えます？ほんとに追いかけられるの苦手なので』

さ｢えー？それは無理なお願いだよー。｣

『逃げます』

さ｢追いかけます｣

ﾀｯﾀｯﾀｯ

『いやああああ。来ないでえ。』

階段おりてえっとどっちに行けば…？？

人が多いとこに行けばさとみ先輩は囲まれて動けなくなる。

食堂だ！

さ｢まって、Aちゃーん｣

くそっ、こいつ舐めてやがる

食堂……ついた！！

さぁこい！女共よ！！

あーはっはっはっはっ！

女｢さとみ様〜！！！｣

｢｢｢キャーーー！！！｣｣｣

さ｢くっそ、やられた｣

今のうちに、食堂を出て……

どこに行けば安全か？

空き教室に隠れるか！

ロッカーの中に入って……。

完璧っ！

ジ｢Aちゃーん？空き教室なんてベタなとこ隠れるわけないよねー？｣

やべ、ジェル先輩じゃん

はやく、どっか行って。

ﾊﾟｶｯ

ロッカーの中に光が差し込む

ジ｢みつけたで｣

『ジェル先輩、あそこに黒髪のロングのめっちゃ可愛い子いますよ？』

ジ｢うそやろ？分かるで｣

『あ、どっかいっちゃう。1回は見た方がいいと思うなぁ。髪の毛にツヤがあって〜。はあ、美人』

ジ｢そんなに？｣ｸﾙｯ

ジェル先輩が振り返ったすきに逃げる。

ﾄﾞﾝ

ジ｢逃がさへんで？｣

壁ドンされました。

いやぁぁぁぁ。

『ばれた？』

ジ｢ああ、ばればれ｣

『でも、あそこにいるもん。ジェル先輩は心が汚いから見えないんじゃないですかー？』

ジ｢え？｣ｸﾙｯ

今だ

ジ｢あー！！逃げやがった！！｣