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全てを知った時 望×流星 ページ25

望side 死パロ




君との出会いは、ある病室だった


俺は小さい頃から

喘息持ちで病院に行くことが多かった




そんなある日。屋上に行くと



フェンスを乗り越え

明らかに、飛び降りようとしている君がいた



望「なにやってるんですかっ!」


そう言うと、後ろを振り返り

びっくりした顔でこっちを見てきた



望「まだ、若いんだから

死ぬなんてやめましょうよ」


そう言うと君は微笑んで



流星「死にませんよ」

望「へ?」



流星「気分転換です」


君はそう言うとフェンスを越え

俺の方へと近づいてきた



流星「えーと?」

望「ごめんなさい、てっきり

死のうとしてるのかと思って」



流星「大丈夫ですよ、よく間違われるんで」

望「よく!?」


流星「僕、ここで入院してるんで」

「あなたはどうして?」


望「喘息持ちでよく、病院に来るんですよ」

流星「そうなんですか」




これが俺と君との初めての会話だった

その日から俺たちは仲良くなった


友達になり、

心友になり、



そして、恋人になった。

2.→←2.



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作者名:kokoのん x他8人 | 作成日時:2018年8月17日 7時

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