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…
jy「事務所が何を考えているか分からない。
だけど、せっかくいいものを持ってるんだ、捨てるなんてもったいないよ」
“だからもう少し頑張ってみようよ、ヌナ”
そう言ってヨンホは優しく私を抱きしめた。
「ふふ、ヨンホがそんなこと言うなんてね。
ありがとう、頑張ってみる」
jy「それでこそ僕らの姉さんだよ」
2人で見つめあって笑い合っていると、「あ、ここにいた〜」と笑顔で走ってやってくる2人がいた。
「あ、テヨンとユウタどうしたの？」
ty「Aヌナ探してたんですよ〜」
yt「テヨンイがお菓子作って貰いたいって言うてて…」
「お菓子…？何の？」
yt「ほら、俺にあげたやつ！何やっけあれ…
フロ、フロなんちゃらみたいな……」
jy「フロランタン？」
yt「そうそれ！あれめっちゃ美味しくて」
ty「え、ジャニも食べたことある？」
jy「もちろん」
「ふふ、可愛い弟のために作りますか〜」
yt「まじ！？」
ty「あぁ、ユタとジャニはダメ。
僕だけに作ってくれるんだから」
さっきまでのモヤモヤした気持ちは何だったんだろうか。そう思うほど、この子たちのおかげで救われている部分はある。いつか事務所を辞める時が来るけど、辞めるまでは何としてでも守りたい。この汚い世界から。
__…
「…なんてこともあったっけ」
1人ワインを飲みながら昔の光景を懐かしむ。
あれから私はあろうことか、デビューをしたのだ。しかも異例の男女混合として。本当に意味がわからない。あのジジイの考えてることは。
断ることのできない。
YESしか言えない空気に私は負けたのだ。
「以上NCT127でした〜！アンニョ〜ン！」
本来そこにいるはずの私。だけど私は今中国にいる。
“NCT127”としてデビューしたはずが、いつの間にか“WayV”に変わっていて、今は個人活動をしている。
Red VelvetとNCT127
私が望まずして手放したグループ
WayV
これだけは絶対に手放してやるもんですか
「辞めたら私の負け、クソ事務所だけど絶対辞めない…」
グイッとワインを飲み干し、体を伸ばす。自分の好きにしていいと言われたのに、バッサリ切られた髪は今や肩より下まで伸びている。
“大きくなったNCTに私の存在は邪魔だと思っている”
多分事務所はそう思っているだろう。だけど、もう好きにはさせない。
“紅一点”を始めたのはお前らだから。
これは姉さんと事務所の戦いでもある。
…
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無題(プロフ) - るなさん» 訂正中でして今日中にパスワード無しで更新しますので今しばらくお待ちください…！お手数おかけして申し訳ないです！ (2022年8月5日 7時) (
レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - パスワードって教えてもらえますか？ (2022年8月5日 6時) (レス) @page50 id: b2ea690f8b (このIDを非表示/違反報告)
無題(プロフ) - しゃんさん» ありがとうございます〜〜！更新頑張ります！！ (2022年8月1日 20時) (レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - 大好きです！更新楽しみにしてます！ (2022年7月18日 3時) (レス) id: d15e7b2e94 (このIDを非表示/違反報告)
cooky(プロフ) - 無題さん» ご返信ありがとうございます^_^お話楽しみにしております！！ (2022年7月10日 15時) (レス) id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無題 | 作成日時：2022年6月12日 12時
