Sparkle Vll (ページ18)

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メントの時、いろいろなことが溢れてしまって泣いてしまった。マクヒョンが泣くのが自分の中の決壊を壊した。

最後、Promise Youを歌う時涙で立たなくなった。
隣には同じく涙が止まらないテオもいる。

後ろを見るとマクヒョンも帽子で顔を隠している。

テオが「はぁぁ」っと大きなため息をつく。そして、俺の腕をグイッと掴み、そのままマクヒョンの元へ足を進める。

mk「、？」

『マクヒョン、ヘチャナ』

hc「？」

『これからもよろしくね』

テオは一言そう言うと、俺たちをまとめて抱きしめた。その瞬間、なんか気持ちが熱くなり、暖かい雰囲気が俺を包み込む。

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『おーい、ヘチャンさん』

hc「んぁ？！」

『割れてないプニプニのお腹出して風邪引くよ〜』

hc「はぁ？！俺今ライブ中、、」

『何言ってんの？
もうライブは終わってるけど、年末の仕事に向けて練習するよ〜』

髪の毛は相変わらず黒で、オフだからかメガネをかけて、ダボっとしたスウェットを着ているテオが俺を起こす。

さっきまでライブをしていたし、楽屋で寝ていたのに
自分の格好も練習着で見渡せばレッスン室の一角である。

hc「テオ、イリチルの練習は？行かないとだよね？」

『イリチルヒョンたちのスケジュールなんて
僕把握してないよ〜〜』

hc「だってお前もイリチルだろ、」

『え、ヘチャナ。寝ぼけてる？
僕は君と違って兼任組じゃなくてずっとドリム専属なんですけど』

hc「いやだって、一緒にソウルコンしたじゃんか…」

『どうしよう、おかしくなった。
ソウルコンは行ったけど、僕はそもそもデビューできるか分からなかった人間なのに兼任組にまでなったらもうそれはそれは…』

独り言をぶつぶつ言いながら
「他のメンバーもそろっとくるらしいよ」なんてストレッチと称して、ただのぐうたらした伸びをゲームを起動しながらやるテオ。

さっきのは夢だったのか。

妙にリアルで急いでネットで調べるかと、やっぱり兼任組は俺とマクヒョンだけで、ソウルコンも過去にも全部テオはいなかった。

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