Sparkle Vll (ページ11)

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「引きこもりと見学」ページ11

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『あ゛ぁ〜寒いっっっ、、、』

jm「ス〇バ寄ってもらおう」

『うん、、ジェミナそうして』

“絶対来いよー”なんてヘチャンから招待されたのは、僕の大好きなイリチルヒョン達のライブ。初日には雪も降ってたらしいし、韓国はもう寒くなってきたからそんな中待機しているみんなに頑張れとしか言えないまま会場へと向かう。

寒いからって途中で、某有名コーヒーショップに寄り、僕は甘い甘いホットミルクを頼むけど、隣にいるジェミンは濃いアイスコーヒーを頼んでいた。

会場に着くと、ライブを待っているファン達がたくさんいて、先に会場に着いていたチソンとジェノの次に現れたから「次は誰！？」状態になってみんながスマホを向けていた。

jm「ほら、A行くよ」

『…っうん！』

ぼーっとしていたからか、不意に本名で呼ばれて戸惑ってしまったが、急いで髪型を整えて車から降りる。

「「きゃーーー！！」」

スタスタ歩いて行くジェミンを見つつ、
出るのに躓いた僕は歓声の渦の中に。

ジェミンはなかなか来ない僕をチラッと見て、いますぐにでも中に入りたいだろうに待っててくれている。あまり騒ぎすぎるのもなぁ〜イリチルヒョン達のライブだし、外にはファンじゃない人もいるしって思って

『しぃ〜』

っと、静かにするように！って仕草をする。するとあたりは一瞬にして静かになったけど、やっぱりザワザワしちゃって、(うわ、逆効果か〜間違えたか、、)なんて思っていたら痺れを切らしたジェミンが「ほら行くよ」って手を出してくれたからそれを掴んで中に入る。

それにまた上がる歓声であった。

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