65話 ページ19
「見つけましたでリクオ様！」
「･･･ガゴゼ？何故そこにいる･･･」
砂埃と共に現れる百鬼。その中心にはリクオがいた。それも夜の姿で。
「なにー？」
「なんなんだよ！清継くん！」
「わ･･･わからん･･･こんなの･･･何かの間違いだぁー！！」
いつの間にか家長達もこちらに来ていたのかそう声がする。大きな音に助けが来たと思ったのだろう。それを横目にリクオに近づく。
『リクオ』
「？お前、リキトか･･･？」
『おう。』
「な、なな･･･リキト様！？そ、その姿は･･･」
『あぁ、そうみたいだ。』
「すまねぇ、リキト。けがはねぇか？」
『ん、ねぇよ。なぁ、リクオ、オレは兄貴･･･』
「そうか。カナちゃんも無事か･･･怖いなら目ェつぶってな」
「誰･･･？」
兄ちゃんって呼んでくれと言う言葉を無視し、家長に話しかけるリクオ。･･･オレ、兄ちゃんなんだけどなぁ･･･。少し寂しい感じを残しながらリクオを見つめる。リクオはオレに目配せをすると、ガゴゼの方を見ると、木魚達磨がガゴゼに叫んでいた。その後ろからリクオが声を発する。
「子供を殺して大物ヅラか」
「！？」
「俺を抹消し、3代目を我がものにしようとしたんなら･･･ガゴゼよてめぇは本当に小せぇ妖怪だぜ。それどころか、リキトを消そうとした。その罪はでけぇよ。」
ガゴゼに向きながら話すリクオはまさしく前の世界で見た、リクオそのものだった。あのカッコ良さを身近で見れて少し嬉しかったのは秘密だ。
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ゆりかめ(プロフ) - クロりんごさん» 教えて頂き、ありがとうございます＜(_ _)＞ (2019年3月9日 14時) (
レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかめ(プロフ) - クロりんごさん» 本当ですね。すいません、訂正します (2019年3月9日 14時) (レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - あの、69話と70話なんですけど、良奴ではなく、奴良ですよー (2019年3月9日 12時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかめ(プロフ) - 雀さん» ありがとうございます！そう言って頂けると物凄く嬉しいです！頑張りますのでどうぞこれこらもよろしくお願いします (2019年2月18日 22時) (レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
雀 - 続きがすっごい気になります!更新頑張って下さい！ (2019年2月17日 13時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりかめ | 作成日時：2019年2月11日 14時
