ぬらりくらりと

26話 ページ28

「ははっ//言うようになったじゃねぇか」
『何どういう事』
「気にせんで飲め飲め」
『じいちゃん。俺未成年』

ぬらりひょん2人に挟まれて色々飲めだの食えだの言ってくる。
忙しいなー…

「リキト、俺に酌をしてくれねぇか？」
『…毎回思うけど毛倡妓とかじゃなくていいのか？』
「いいんだよ。ほら」

意味不明な事を言われ盃を目の前に出す。
すると、隣で見ていたじいちゃんも盃を前に出してきた。

「わしにも頼む」
「親父、今回は俺にしてくれねぇかい？」
「何を言っとるんじゃバカ息子。この間もそう言ってお前が酌をしてもらったじゃろ！」
「そうだったかい？」
「あぁ！そうじゃったよ。だから今回はわしじゃ。」

何故か前でどうでもいい争いが起こる。
ん？何で？
助けを求めようと周りを見ると

「なぁ、今いったら酌してもらえっかな？」
「いやいや、総大将達に殺されるだろ…」
「で、でも、このチャンス逃したらいつ出来るか…」

何故に盃を持っている…と言うかチャンスってなに？あれ？そんなにお酒飲みたい？
そんなに美味しいのか？←

「あら？首無、盃を持ってどこ行くの？いつもは飲まないのに」
「リキトの所だろ？どうせ」
「なに！拙者も酌をしてもらいたいです！」
「私もしてもらいたいなぁ…」
「雪女、あんたもかい」
「そう言う毛倡妓もでしょ？」

あ、あれ？皆酔ってる？
目の前にあった2個の盃はどんどん増えていった。

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