55話~遠い存在に思えて~ ページ7
数日後
ゲン「………さて、説明してくれるかな?A」
貴女「師匠、美しいお顔がバイオレンスです」
ゲン「A???」
貴女「ハイ」
片手で数えれるくらいだけの便箋を持って立つ私
目の前には正座をして冷や汗を浮かばせながら身を縮こませる可愛い我が愛弟子
横にあるソファではその光景を優雅に遠い目で見るレッド君達御一行
ゲン「あれほど連絡入れろと云ったよね、ホロキャスでも何でもいいからって、さ?ん??」
貴女「ウィッス」
ゲン「……なのにさ、ね、アレから送って来たメールや手紙は総計5通……
君さ、ホンッッッットに心配させるプロだよな」
貴女「誠に申し訳ございませんでした……」
何故、こうなったのかと言うと
遡ること約2時間前……
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さぁて、そろそろ港にフェリーが着く時間だ
ポッポ達によるとコレに乗って来てるって言うし多分間違いは無いだろう、周りから黄色い声が聞こえてくるし
あの子……基、あの三人は結構な有名人で知る人ぞ知るって立場だからな、どこで情報が漏れたのやら
「ネットで昨日アップされたんだけどさ、コレ見てよ!」
「ん?……えっウッッソ!イケメン美少女の集い!?なにこれ?めっちゃ顔面偏差値高いじゃん」
「えっ知らないの!?この人達……あー帽子被ってる男子とツンツン頭とサーナイトみたいな前髪の三人は特に有名なのに……
ツンツン頭、グリーンさんとAさん何かこの前テレビ出てたじゃない!!
帽子の人はレッドさんって言ってあのロケット団を壊滅させたチャンピオンじゃない!!伝説級の人達よ!?」
「へー?それで??」
「興味なしかコノヤロウ、今その人達がこのアルトマーレに向かってきてるんだよ」
「なぁるほど、だからこの人だかり」
横を見ても後ろを見ても前を見ても、どこもかしこも人人人…人だらけ、パレードでもあるのかって言うくらい人が集まっている
凱旋でもあるのかな……それくらいには賑わってる
あの子……いつの間にそんな有名に…???
ゲン「……なんだか遠いね」
ルカリオ「ガゥ?」
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もこ(プロフ) - 初コメ失礼します!私愛され大好物なので嬉しいです!ポケモンのキャラ全員推しなので嬉しいです!(もちろんポケモンたちもです!)更新頑張ってください! (5月30日 13時) (レス) @page1 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2022年7月21日 7時