十四話:青年 ページ16
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明るい向日葵のような蜂蜜のような、アンバーの目を持つ青年。まだ汚れひとつないパリッとした訓練着を身につけていることから、新兵だろうと簡単に推測できた。
ばちっと視線が交わる。すると彼はハッと目を見開いてから、ぎこちない動作で素早く姿勢を正した。
？「お疲れ様です！」
さわやかな挨拶をされたため多少彼に好印象を抱いて、こちらも笑って「おつかれ」と返した。
その次に腕時計を確認するが、時間はまだ集合時間まで20分以上もある。隊員は彼の他にポツポツといるくらいで、数えられる程度だ。
貴「早いな。支度はもう終わったのか？」
？「は、はい！早めに来て軽く準備運動を済ませておこうと思いまして…。」
貴「成る程、素晴らしい心がけだな。君、名前は？」
sha「シャオロンです！シャオロン・トイフェル」
貴「シャオロン・トイフェル。いい名前だな。」
sha「こっ、光栄です！」
真面目で明るいやつは嫌いじゃない。先ほどから礼儀正しい青年…トイフェルにひとつ頷いてから手を差し出した。
トイフェルは緊張した面持ちで俺の握手に応じる。二、三回にぎにぎとしてから手を離した。
相手に自己紹介をさせたら自分もするのが礼儀だろうと考え、一応自分の立場と名前を言う。彼は明るい表情のまま、存じておりますと頷いた。うん………この子いいね(高評価)礼儀正しい子が入ってきてくれて嬉しいよ………。
sha「この木剣は…訓練で使うのですか？」
貴「あぁその予定だ。ささくれとかが多くて危ないから点検してたんだが、なにぶん量が多くて…。」
先ほどから山のようにある木剣に興味があったのだろう。指をさしながら尋ねてきた彼にYESと答えた。
そういえば話している場合じゃなかった、時間がない。わずかに焦りを覚えて再び膝をついて点検を再開する。困ったように笑えば、向かい側にトイフェルが同じように膝立ちした。
sha「小官でよければ手伝わせてください！確認はささくれの有無でよろしいでしょうか？」
貴「マジかッ…じゃねぇ、本当か！それならすごく助かる、是非お願いしたい！」
あまりの喜びで一瞬口調がいつものものに崩れてしまったが、慌てて直す。トイフェルはそんな俺を見て、嬉しそうにはいと答えた。
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傘木わう(プロフ) - ピースさん» ご協力ありがとうございます、よろしくお願いします！！ (2022年5月8日 19時) (
レス) @page48 id: c70dfcf180 (このIDを非表示/違反報告)
ピース - 検索避け!そうでした,ごめんなさい次から気をつけます (2022年5月6日 8時) (レス) id: b650542de4 (このIDを非表示/違反報告)
傘木わう(プロフ) - ピースさん» コメントありがとうございます！沢山の人と絡ませたいあまりにどんどんとキャラを出しています…検索避けにご協力くださると嬉しいです！親しい仲には気を抜いてしまう系男子です、ぜひ！！！ (2022年5月5日 19時) (レス) @page47 id: c70dfcf180 (このIDを非表示/違反報告)
ピース - 更新お疲れ様です！エミさんがでてきましたね！初期のような敬語ではなく、崩しているのが完成度高杉くん、、惚れていいですか？ (2022年5月5日 0時) (レス) @page47 id: 3795c39556 (このIDを非表示/違反報告)
傘木わう(プロフ) - 三日月さん» わ、コメントありがとうございます！！皆あまりすぎる褒め言葉いただけて光栄です…！！応援ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年4月25日 22時) (レス) id: c70dfcf180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：傘木わう | 作成日時：2022年4月4日 0時
