芸能人と付き合う方法【Tomoya.N】

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今日の仕事は10時で終わり。


店を出て結愛と別れ、ひとり帰り道を歩く。




前に倫也くん、ドラクエウォークをしてるとこを週刊誌に撮られてた。


それ以来、私もドラクエウォークを始めた。




『あっ、もー、なにこのスライム〜』




独り言を言いながら歩いていると、人にぶつかってしまった。



ケータイに夢中で全く気づかなくて、ぶつかった拍子にケータイを落としてしまった。



『あっ！！すみません…！』




ケータイを拾おうとすると、ぶつかった相手の人が拾ってくれた。




「こちらこそごめんなさい、…あれ？コンビニの？」







また会ったね、倫也くん。




『あ、あ、…中村倫也…！』




「呼び捨てかい！(笑)」



彼は私のケータイに傷がついてないか確認すると、私の手を取り、その上にケータイを優しく置いた。




「ドラクエ、やるんですね」




『…てことは、倫也さんも？』




「毎日ログインしてますよ〜。これからコンビニ行こうと思ってたんだ。」




『コンビニって…そこのコンビニですか？』




「うん、君が働いてるとこ。じゃあ、気をつけてね。」

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