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ar side
『 はぁ 、はぁ … 、間に合った 、？ 』
全力疾走で来たが 、俺が恐る恐る顔をあげると 、皆が呆れた顔をして俺達を見ている 。
… 、やばい 、遅刻だ 。
「 ぜぇ、ぜぇ、ゲホッ … 、間に合ってないよ … 、てか 、速すぎ ！！ 」
普段からは想像出来ないくらいにテキパキと仕事をこなすいのちゃんは 、
会社の雰囲気を一瞬で感じ取り 、１番聞きたくない言葉を呆れた様に俺に言う 。
そして 、信頼している上司兼社長の薮先輩から 、
口だけ笑っていて目は笑っていないなんとも恐ろしい笑顔で俺に告げる 。
薮 「 伊野尾の言う通り 。○○ 、遅刻だ 。ﾆｺｯ 」
薮先輩は 、そう告げた瞬間に表情がガラリとかわり 、
恐ろしさ二割増の顔で俺達にいつもの説教を始めた 。…… 、はずだった 。
薮「お前達は一体何度言ったら分かるんだ ！ 特に有おK「 すみませんでした ！！ 」
いつもの説教が始まると思いきや 、
いのちゃんが深々と頭を下げて薮先輩に謝っていたのだ 。
『 い 、いのちゃん 、？ 』
薮「 い 、伊野尾 、どうしたんだ急に 。」
普段は穏やかないのちゃんが急に大声で謝り出したのには 、
流石の薮先輩も目を大きく見開いて 、これでもかってぐらいびっくりしている 。
「 薮先輩 、大ちゃんは悪くないんです 、俺が悪いんです ！
最近仕事溜まりすぎてて疲れてるみたいで 、朝も色々考えてて 、
それも分かってたのにサポートとかしてあげられなくて 、それでっ … 。」
喋れば喋るほど悔しそうに涙目になっていくいのちゃんの顔 。
いのちゃんの思いを聞いて 、今まで悪態ついてた自分を恨む 。
今もスーツの袖を手が赤くなるほど強く
握りしめているいのちゃんの手を 、そっと包み込む様に握った 。
いのちゃんは一瞬驚いたけど 、いつもの様にふわっと笑った 。
薮「 ま 、まぁ 、伊野尾が言うならいいだろう 。今回は特別だぞ 。」
薮先輩の言葉にちょっと嫉妬したけど 、まぁいいや 。
薮「 よし 、みんな仕事しろー 。」
薮先輩の号令とともに 、今日も俺達の1日が始まった ___ 。
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yuria(プロフ) - この作品大好きなので、更新楽しみにしてます！ (2018年7月10日 23時) (
レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - リクエストいいですか？大ちゃんが体調悪くて、会社で倒れて、伊野ちゃんが看病する話が見たいです！ (2018年7月10日 23時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
かづ - がっつり裏がいいです。 (2018年1月22日 23時) (レス) id: c08b3082a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひらな(プロフ) - らぶ♪やまちねたか☆さん» そう言って頂けて嬉しいです！ がんがん更新します（笑） (2018年1月22日 21時) (レス) id: 5107b425b9 (このIDを非表示/違反報告)
らぶ♪やまちねたか☆ - めっちゃおもろい！更新楽しみにしとーよ！がっつり裏がエエ思う！(すいません。裏シーン大好きな変態で、、、。) (2018年1月22日 20時) (レス) id: 655fed9281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらな | 作成日時：2018年1月21日 1時
