【文スト】文豪観察報告書・弐【短編集】

普段大人しい夢主が大事な人の仇に「私はお前を許さない！どこへ行こうと絶対に！」と怒鳴ってみた ※アオユリ様リクエスト ページ7

中島敦


「Aさん！？.....お、落ち着いてください」

いつも静かな貴女の大声にわかりやすく動揺する彼。
最初はワタワタしていますが、貴女の大事な人の仇だと分かると、一緒倒そうとしてくれます。
優しいですね。




太宰治


「落ち着き給え、Aちゃん」

そう言うと、彼は貴女を抱きしめました。
貴女がいつか冷静さを失って、敵に向かって言ってしまう気がしたのです。
あまり彼に心配かけないであげてください。




江戸川乱歩


「安心しなよ。あいつがどこに行っても、僕が必ず居場所を特定してあげるから」

そう言って、貴女を一旦鎮めた彼。
しかしこの言葉は決して彼の口約束ではありません。
ちゃんと約束も果たしてくれますよ。




芥川龍之介


「仇なのか.....任せろ」

端的にそれだけ言った彼は、一瞬にして仇を消し去りました。
まあ、貴女の大事な人を倒した時点で、相手がこうなってしまうのは分かりきっていたことですし、相手が悪かったということですね。




中原中也


「お前の大事な人...？誰だ？」

彼は貴女が大事な人の仇だと言うと、その大事な人が誰なのかを気にし始めます。
それだけ愛されているんです。
余り彼を焦らせるような誤解を招く言い方をするのはやめましょう。




森鴎外


「エリスちゃん、優しく撫でてあげなさい」

貴女は彼が帰ってくると、仇について、彼に泣きながら話しました。
彼は、貴女を泣かせた仇にとても怒りました。
相手は一瞬で土に帰りますよ。




夢野久作


「Aさんを傷つけた人にも呪いが発動すればいいのに...」

彼はそう言いました。
正確には貴女が傷ついたのは心なのですが、彼はそんなこと知ったことじゃありません。
それだけ大切に思ってくれています。
良かったですね。




フョードル・ドストエフスキー


「ふむ.....大事な人というのが誰かも気になりますが、とりあえず、あれを倒せばいいですかね？」

そう確認すると、直ぐに仇をつかまえてきてくれました。
しかし、あんまり喜んでもいられませんよ。
このあとは彼による質問コーナーがありますからね。

夢主が異能力者に氷に閉じ込められてみた ※honey様リクエスト→←夢主が「探偵社も、ポートマフィアも皆仲良くすればいいのに。...そう思いません？」と文豪に同意を求めてみた ※ツユ様リクエスト

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