【文スト】文豪観察報告書・弐【短編集】

カナヲちゃんみたいな性格で、どうでもいいから決められないと言ってみた ※チェリー様リクエスト ページ39

中島敦


「どうでもいいことなんてありませんよ！」

必死にそういう彼。
不思議そうに彼を見つめる貴女。
彼は貴女がどうでもいいと思わなくするために、貴女を街へ連れ出しますよ。
前科持ちですから。




太宰治


「どうでもいいなんて、言わないでおくれ」

彼はそう言うと、貴女を優しく抱きしめました。
貴女が自分のことをどうでもいいと思わなくなるのには時間がかかりますが、彼は貴女のために頑張ってくれます。
こういう時は、ちゃんとしていますよ。




江戸川乱歩


「はい、それ禁止！」

貴女がカナヲちゃんのように銅貨を投げると、それが落ちきる前に、彼が空中でキャッチしてしまいました。
そのまま貴女にお菓子を渡すと、どこかへ行ってしまう彼。
とりあえず、渡されたお菓子を食べてみましょう。




芥川龍之介


「ならば、上の命令にのみ従えば佳い」

彼はそう言うと、貴女の頭をそっと撫でました。
マフィアは首領の指示に従い、街を守る組織です。
それに従っていればいいんですよ。




中原中也


「どうでもいいことなんざ、この世にねえよ...」

そう言った彼は、少し悲しそうに笑うと、貴女の頭を撫でました。
彼は貴女が自分で考えてなにかする度に、とても褒めてくれます。
自分の意思で動けるようになるように、彼なりに色々してくれているんです。




森鴎外


「どうでもいいなら、私に従っていればいいよ。君にとって不利益なことはさせないからね」

彼はそう貴女に言い聞かせました。
彼は貴女に不利益を被せないように、貴女に仕事を振っていきました。
簡単な仕事ばかりではありませんが、頑張りましょう。




夢野久作


「そうなの？.........僕のことも、どうでもいいの？」

彼はそう言うと、俯いてしまいました。
自分のことも、彼のこともどうでもいいなんて、彼には少し辛すぎます。
彼のことを、本当にどうでもいいと思っていますか？




フョードル・ドストエフスキー


「面白い、それでも構いませんよ。僕が貴女を変えるというのも、面白そうだ」

彼はそう言うと、ニヤリと笑いました。
彼は次の日から、色々と貴女に仕掛けてきます。
結局のところ貴女を変えてあげるためにやってくれているんですけどね。

蜜璃ちゃんみたいな性格の夢主が、シリアスな雰囲気の中で、全然シリアスじゃないでみた ※チェリー様リクエスト→←鏡花ちゃんと 金曜日のおはよう 　歌ってみた ※honey様リクエスト

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