【文スト】文豪観察報告書・弐【短編集】

任務で文豪の前に人を襲う化け物が現れて、その正体が傷だらけの気を失った夢主(初対面)であってみた ※とり様リクエスト ページ32

中島敦


「ちょっ、大丈夫ですか！？」

彼は貴女に気づくと、貴女を抱き上げて、手当しようとしました。
彼はたとえ化け物と言われていようと、傷ついている人がいたら、助けようとします。
優しいですね。




太宰治


「人を救う側に.......彼女も守ってあげるべきなのかな？」

彼は誰に問うでもなく、空を見上げてか呟きました。
織田さんの彼への言葉を思い出したんです。
彼は今、貴女をどうするかで少し迷っていますよ。




江戸川乱歩


「君.......」

彼は貴女を見ると、真っ先に貴女について推理しました。
彼は貴女をしばらく見つめて、一度探偵社に連れて帰りました。
これから貴女は、彼とお菓子祭りです。




国木田独歩(ゲスト)


「誰だ？...まさか...」

彼はそこで言葉を止め、続きを飲み込みました。
お前が犯人なのか、とは彼は聞けませんでした。
何かあって、貴女を目の前で殺してしまわないよう、慎重になっているんです。




芥川龍之介


「...........」

彼は特に何を言うことも無く、貴女を見つめていましたが、途中何を思ったのか、貴女に大量の食べ物を渡しました。
彼も、何か感じるところがあるのかもしれません。




中原中也


「...っ、手前.....どういうことだ？」

彼の聞いた話では、今回の任務は人を襲う化け物の討伐でした。
しかし実際に来てみれば、そこにいるのは貴女だけ。
彼は物凄く驚き、今回の件を首領に話しました。




森鴎外


「おや、これは大変だ。とりあえず、医務室に運びなさい」

まだ正体不明の化け物であるため、彼は貴女を何も無い部屋に隔離しました。
これから始まるのは、大人と貴女の駆け引きです。
その前に、治療.......ですね。




夢野久作


「お姉さん、人を襲うってホント？」

彼は貴女を殺 してくるという任務でした。
しかし、貴女が犯人だとわかると、貴女の話をよくきいて、なんとか貴女を守ろうとしてくれます。
優しい人ですね。




フョードル・ドストエフスキー


「おや、このような子供が人を襲う世の中ですか...」

彼は、世も末ですね、と付け足して、貴女を抱えあげました。
貴女は大事な捕虜として、これから質問攻めでしょう。
何とか頑張ってください。

夢主が人を襲った理由が同じ孤児院の子供たちにご飯を与えるためであってみた ※とり様リクエスト→←夢主の姉が息を引き取る前に胡蝶カナエさんみたいに泣きながらなくなってみた ※honey様リクエスト

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