【文スト】文豪観察報告書・弐【短編集】

夏祭りに浴衣デートをしてみた ※i_mami0802様リクエスト ページ1

中島敦


「全然待ってませんよ！」

貴女が約束五分前に到着すると、そこには既に浴衣姿の彼の姿が。
彼に待たせたか聞けば、笑ってそう返してくれます。
いつもはヘタレな彼ですが、今日は少しかっこいいですね。




太宰治


「Aちゃん！金魚すくいしよう！どちらが多く取れるか勝負と行こうじゃないか！」

彼は貴女に勝負をしかけてきました。
勿論貴女の惨敗です。
彼も途中から敗れていたのですが、何故か器に増えていく金魚たち.....。
彼、何者なんでしょう...。




江戸川乱歩


「A、このクジ引いちゃダメ〜」

彼はそう言うと、駄菓子屋さんに貴女を引っ張っていきました。
彼は、当たりがひとつもないくじを引こうとする貴女を見て、そう言いました。
お金を無駄にすると、帰る駄菓子が減っちゃいますからね。




芥川龍之介


「銀にもりんご飴を買っていこう」

彼は、貴女と一通り楽しむと、銀ちゃんのためにお土産を選び始めました。
その姿はとても優しい妹思いのお兄さんです。
こうしてみていると、彼が指名手配犯だなんて思えませんね。




中原中也


「うっし、A、待たせたな。さあ次行くぞ」

彼は貴女が楽しんでいる間に、時たまトイレに行くと言って、離れていました。
貴女につき纏おうとする羽虫を、彼が全員潰していたのです。(物理で)
貴女にお祭りを楽しんでもらうため、貴女には分からないように...。




森鴎外


「はい、取れたよ」

彼は貴女とエリス嬢があれを当てて、これを当ててという度に全て撮ってくれました。
店主が用をよそ見をしている間に、医療用メスで射的の的を全て当てていきます。
さすがですね。




夢野久作


「わあい！久しぶりの外だ！」

そう言うと、浴衣を着た彼は貴女に抱きつきました。
彼がお祭りに行きたいというのを、貴女がボスに無理を言って承諾してもらったのです。
彼はそれを知っていて、とても嬉しそうに笑いました。




フョードル・ドストエフスキー


「すばらしい！日本の着物は美しいですね」

彼はそう言うと、貴女がこけないようにエスコートしながら歩きだしました。
彼も着流しを着ていて、いつもより露出が多く、少し色っぽいです。
珍しい彼の着流し姿ですから、写真を撮りましょうね。

夢主が「リリカルなのは」の世界の魔道士で、高町なのはのようにものすごい砲撃魔法を使ってみた ※月華様リクエスト→

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