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お昼
流石ヒーロー志望というだけあって、思った通り”敵向き”なんて言う人はいなかった。
もっと早く打ち明ければよかったな。
耳郎「A!」
「たこ!?」
いきなり下の名前で呼ばれて驚いた。
耳郎「って呼んでも良いかな?」
凄く照れくさそうに頬をかきながら着ていきた。
「うに!」
芦戸「私も呼んで良い?」
「うに!」
2人と話せて嬉しくて舞い上がっていると、
飯田「通言くん!」
耳郎「あれ、飯田どうしたの?」
飯田「一つ聞きたいことがあるのだがいいかな?」
「うに」
どうしたんだろう。
飯田「委員長を決める時、君の投票数は0だった」
芦戸「ちょっと飯田」
飯田「でも!俺に1票入っていた。俺は緑谷くんに入れた。君が俺に入れてくれたのか?」
耳郎「麗日とか轟も0票じゃなかったっけ?」
飯田「麗日くんは僕と同様緑谷くんに入れた、轟くんとはあまり話したことがないからそれはないだろ。だから君しかいないんだ!」
あ、圧が凄い。
芦戸「Aとだって喋ってなかったじゃん」
飯田「くっ、それはそうだ…」
なんかめっちゃ感情豊かな子だな。
「マグロ」
3人が同時にこちらを見る。
私は親指を立ててこう言った、
「うに!」
すると飯田くんはよっぽど嬉しかったのか、口を大きく開けて驚き涙していた。泣くほどのことかな?
______________________
麗日「な、なな…何事だあ〜!?」
帰り、何故かクラスの前に人だかりが出来ていた。
飯田「君たち、A組に何か用か?」
峰田「んだよ出れねえじゃん!何しに来たんだよ!」
爆豪「敵情視察だろ、雑魚」
相変わらず口悪いな爆豪くんは。
爆豪「敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてえんだろ」
そう言いながら野次馬の前に立つ。
爆豪「そんなことしたって意味ねえから、どけモブども」
飯田「知らない人のこと取り敢えずモブって言うのやめなよ!」
モ、モブ、流石に言い過ぎでは。
心操「噂のA組。どんなもんかと見に来たが、随分と偉そうだな。ヒーロー科に在籍するやつは皆こんななのかい?」
爆豪「ああ?」
野次馬を掻き分けて出て来た紫のモサモサ頭。
あれ、この人って確か___入試のときの?
なんか揉めだしてしまった。その後B組の人も突っかかってくるし。
爆豪「あ、」
無視して帰ろうとしていた爆豪くんが、何故か振り向いて私に向かって来た。
え、なに?
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ゆかり(プロフ) - soraさん» ありがとうございます!もしかしたら書き途中で非公開で保存しているので、その影響かもしれません。お待たせさせてしまって申し訳ありません。 (2022年7月29日 18時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - コメント失礼します!!作者様の楽しく読ませていただいてます!!私だけかもしれないのですがこの作品の通知がきても更新されてないんです!!どうしたら良いですか?長々失礼しました、、、投稿楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2022年7月29日 18時) (レス) id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - お豆さん» ありがとうございます!今書いてますのでお楽しみに! (2022年7月28日 14時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
お豆 - 楽しく読ませてもらってます! 続き待ってます!! (2022年7月28日 13時) (レス) @page30 id: 674fb87294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます! (2022年7月26日 7時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆかり | 作成日時:2022年7月13日 11時