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マイク「俺はイレイザーがぶっ飛ぶとこ見たかったけどな！」
相澤「なんか言ったか？」
マイク「何でもありません」
2人の漫才を横目に、私の目からはポロリと涙が零れ落ちた。
相・マ「…っ！！」
マイク「だ、大丈夫か？リスナー」
私は涙を拭いながら首を横に振った。
相澤「…通言。お前の個性の事、そしてお前の気持ち……全部教えてくれないか？」
そう言った相澤先生を見るとまた髪が逆立ち目が赤くなっていた。
私は勢いよく頷き、久しぶりに普通に喋った。
「……わ、私の…個性は…」
驚きと嬉しさ、そして感動、全てがごっちゃになって溢れ出てくる涙を、必死に抑えて話した。
「強制の個性で、◯ねと言ったら◯にます。一見最強に見えますが、そんなに万能じゃありません。実力差によってケース・バイ・ケースで、強い言葉を使えばそれ相応の反動がきます。
だから……皆んなと…自分の安全考慮して、語彙を絞ってます」
相澤「…ネギとかうにはそう言うことか？」
「はい。でも、常時発動型。これをまだ理解していない幼い頃は、たくさんの人を傷つけました。
それから小学、中学と個性を明かすたびに怖がられ、敵向きだねって何度も言われました。
語彙を絞ってお寿司のネタで喋っても、最初は良くしてくれた子も、喋りにくいと離れていきました。
だから、打ち明けるのが怖くて。離れていくなら、最初から関わらなければいいって、思うようになりました。
でも、本当は……..皆んなと喋りたいっ」
最後の最後で涙が溢れてきそうになった。
「すみません。辛いですよね？もう大丈夫ですよ」
相澤先生は目が充血するほど辛いのに我慢してくれていた。
相澤「すまん、悪いな」
そう言うと元に戻る髪。
個性使うと髪が逆立つって面白いな。
マイク「泣いてもいいんだぜ？」
「…！？…っ…」
マイク先生の言葉に、我慢していたものが溢れてきた。
そっと大きなマイク先生の手が頭に乗る。
マイク「……教えてくれてありがとな」
私は泣きながら必死に頷いた。
相澤「…通言」
相澤先生が私を呼ぶと同時にマイク先生の手が離れていった。
でもすぐ今度は相澤先生の手が頭に乗った。
相澤「…お前はいいヒーローなる」
「…っ！？…た、たこ？」
相澤「…己が命を重んじる。俺は、生徒達にそう言うヒーローになって欲しい」
マイク「……」
相澤「だがお前は………フッ…もうできてるな」
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ゆかり(プロフ) - soraさん» ありがとうございます！もしかしたら書き途中で非公開で保存しているので、その影響かもしれません。お待たせさせてしまって申し訳ありません。 (2022年7月29日 18時) (
レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - コメント失礼します！！作者様の楽しく読ませていただいてます！！私だけかもしれないのですがこの作品の通知がきても更新されてないんです！！どうしたら良いですか？長々失礼しました、、、投稿楽しみにしてます！頑張ってください!！! (2022年7月29日 18時) (レス) id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - お豆さん» ありがとうございます！今書いてますのでお楽しみに！ (2022年7月28日 14時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
お豆 - 楽しく読ませてもらってます！ 続き待ってます！！ (2022年7月28日 13時) (レス) @page30 id: 674fb87294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます！ (2022年7月26日 7時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2022年7月13日 11時
