検索窓
今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:153,259 hit

28* ページ28

爆豪「お前言ってたよなぁ?……反動があるって」

「っ…」

爆豪「んじゃあ、体力尽きるまで攻撃するだけだ!!!」

爆風と共にすごいスピードで迫ってきた。


やばい、早めに終わらせないと。爆豪くんの個性は、長期戦に有利すぎる___。


「ぶっ飛べ!!!」

爆豪「うっ!…」

「…ガハッ…」

もう反動が来た、やっぱり障害物競走で使い過ぎたか___。


マイク「爆豪!このままだと場外に落ちるぞぉ!いきなり勝者決定かぁ!?」

爆豪「…クソがぁ!!!」

「…たこ!?」

爆発と爆風で場外落ちるのを回避した。

そしてそのままの勢いでこっちに向かってくる。


「止まれ!!!…ゴホッ」

爆豪「…何度も同じ技使いやがって、つまんねぇんだよ!!!」

しまった、効き目が浅い___。


「…うっ!」

私は爆豪くんの爆破で飛ばされた。

何とか立ち上がれたけど、隙を与えぬようすぐに迫ってくる。


「…ゴホッ」

爆豪「お前個性にばっか頼って、近接なんにもやってねぇんだろ」

「…ぶはっ!」

爆豪くんの言う通りだ。特訓する気も出ないくらい、個性で辛い目にあっただなんて、言い訳にもならない。


でも______今私にできる最大限。


再び向かってくる爆豪くんを止める。少しでもいい、その隙にステージの1番隅へ。


見ててください。
相澤先生、プレゼント・マイク_________これが今の私の、最大限です。



「……落ちろ!!!!!」

その言葉と共に、ステージの真ん中に穴が空き、瓦礫と一緒に爆豪くんが落ちていく。


爆豪「…クソッ…がっ…」

相澤「…!?」

マイク「ば、爆豪、大丈夫か!?死んでねぇか!?」


「…ガハッ!」


爆豪くんが落ちた後、私もすぐに大量の血を吐いて倒れた。

ミッドナイト先生が近づいてきて、引き分けを言い渡そうとしたその時、地面から振動が伝わってきた。



______やっぱり、爆豪くんとやり合うのは、まだ早かったかな。


ドバアァン!!!!!


凄まじい音がなり、爆豪くんが出てきたのがわかる。

私は、ミッドナイト先生が勝敗を言い渡す声を聞きながら、意識を落とした。



______________________

真希「…正直驚いたな」

パンダ「爆豪って奴、かなり強いな」

ここにいる3人だけでなく、会場全体が唖然としていた。


狗巻「……すじこ」

パンダ「…心配か?棘」

狗巻「…しゃけ」


狗巻は、担架で運ばれていく通言を見ながら、静かに呟いた。

29*→←27*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (255 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
736人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆかり(プロフ) - soraさん» ありがとうございます!もしかしたら書き途中で非公開で保存しているので、その影響かもしれません。お待たせさせてしまって申し訳ありません。 (2022年7月29日 18時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - コメント失礼します!!作者様の楽しく読ませていただいてます!!私だけかもしれないのですがこの作品の通知がきても更新されてないんです!!どうしたら良いですか?長々失礼しました、、、投稿楽しみにしてます!頑張ってください!!! (2022年7月29日 18時) (レス) id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - お豆さん» ありがとうございます!今書いてますのでお楽しみに! (2022年7月28日 14時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
お豆 - 楽しく読ませてもらってます! 続き待ってます!! (2022年7月28日 13時) (レス) @page30 id: 674fb87294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます! (2022年7月26日 7時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆかり | 作成日時:2022年7月13日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。