消えたい「ハイキュー」

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2人で入るとカップル割りされて安く入れた。ラッキー。


影山くんに着替えてくるように促して、私もぱぱっと着替えたかったけど腕には傷があるので丸見えになっちゃうので、追加料金になるけど長袖と変えてもらった。


「あ、いたー」

影山「あれ、佐々木は長袖なのか」

「う、うん！ちょっとね…」


それ以上は深く聞いてこなかったけど、何からやるかワクワクしている顔をしていた影山くんなので、影山くんがやりたいようにすることにしてもらった。

影山くんの無邪気な顔を写真として残しつつ、私も楽しんだ。無料で飲めるこの烏龍茶美味しすぎないか？


1人で感動してると影山くんが少し湯あたりしたみたいなので休憩することにした。
私たちの部屋みたいなものの所へ行き休んだ。
何も喋らなくても居心地がよかった。


影山「バレー部、入らないのか…？」

「入らないかな〜。バイト忙しいし、でも大会とか応援には行きたいな」

影山「そ、うなのか…。」


そこからは静かになったのでウトウトし始めた私は少し寝ることにした。影山くん、あとは頼む…



______________


たまたま街であった佐々木は夏なのに長袖着ているし、気になったから服とか買う予定なかったが、服を買って佐々木と夏休み最後を過ごすことにした。



夏休みの合宿で作ってくれた料理は美味しかったし、俺にだけ温玉を作ってくれた。スガさんが俺の好物を伝えただけで作ってくれるって本当に優しいと思う。


お風呂カフェに来た時も長袖だし、本格的に暑さを心配した。


2人で休憩していると肩に重みが来たのでふと見ると佐々木は寝ていた。気持ちよさそうに。
なので気になっていた腕をめくった。


アザまみれだった。内出血も酷くて高校生らしからぬ腕の色をしていた。

だからいつも長袖だったのかと納得したのと、俺を頼って欲しかったって思った。


なんでそう思ったか分からねぇけど、気持ちよさそうに寝ている佐々木は可愛いって思った。

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