59 女は秘密を隠し持っている ページ12
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昼食を取るためにハンバーガーショップへ入った私達
側から見たらかなり異色だろうな、スーツを着た人が数名、悪魔も数名でテーブルを囲んでるだなんてなかなか近寄り難い雰囲気だろう
相変わらずの野菜嫌いなパワーちゃんがデンジ君に野菜を食べてくれと言うも、また日下部さんに止められここを血の海にしようとする
もう一度言う
今私達はかなり“異色”だ
そんな中に割り込んでくる奴はそうそういないはず
「横を失礼」
「ああすいません」
日下部さんの目の前、つまりデンジ君とパワーちゃんが座る座席の真横を通り過ぎる1人の女性
『…？』
何か変だ
素早く何かをしたようにも見えたし、何もしていないようにも見える
それに、何か感じる
女の勘？そんないいもんじゃない
無意識に横を通った女性を凝視してしまう
そして周りに気付かれないように少し離れて背後で手で印を結び、聞こえないよう小さな声で唱えた
『___の悪魔よ 私の髪を捧げる
あの女の』
「あ！」
「死ねエ」
その瞬間野菜を無理やり食べさせられたパワーちゃんが店を走って出て行ってしまった
それをきっかけにそろそろ店を出ることになり、結局女性について何も分からないまま店を出た
__
「師匠、先程ターゲットと一緒にいた女性がこちらを見ていたようですが、気付かれたのでしょうか」
「まさか
危ないところではありましたが気付かれてはいません
しかし注意が必要な女です」
「あの女、真実の悪魔と契約しています」
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ゆい - とても素敵です。作者様のペースで良いので、更新待ってます。続きが気になるお話です。 (2022年10月25日 17時) (
レス) @page38 id: 8baac9b7d1 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - どタイプすぎるお話しです！ (2022年8月7日 22時) (レス) @page40 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
あい - とっても良い作品を見ることが出来ました！ (2022年7月24日 6時) (レス) id: d27a1ec747 (このIDを非表示/違反報告)
あい - もうこれでお話は終わりですか？ (2022年7月24日 6時) (レス) @page40 id: d27a1ec747 (このIDを非表示/違反報告)
ナル(プロフ) - cieloさん» ありがとうございます！アキくんカッコ良すぎますよね…！ これからも幸せを届けられるように頑張ります☺ (2021年10月10日 22時) (レス) id: 4b52a48e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナル | 作成日時：2021年3月12日 19時
