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相澤消太side
家の外からブツブツと唱えるように聞こえる声
そっと家のドアを開けて確認する。
そこには紙袋を抱えてしゃがみこむ猫屋さん
俺が話しかけるとびっくりした顔で
『相澤さん!びっくりさせないでください』
この人はクールな見た目の割に天然なんだ。
とりあえず暑い外より中の方がいいと思い
家にあがってもらった。
お茶を持っていくと猫屋さんが写真を見ていた
『ふふ、今とそんなに変わらない』
高校生の俺はどんだけ老けてんだか。
懐かしい。
この時に戻りたい。
大事な人を無くすのはこんな俺でも心が痛い。
『相澤さんのこともっと知りたい.....です』
その言葉で現実に引き戻される。
知りたいってどういう知りたいなのか
俺の思い出を聞きたいなんて言ってるけど
なんでそんなにあせってるんだろうか。
考えていたら、猫屋さんは帰ってしまった。
「はぁ、、台風みたいな人だな」
学校の教師として、
多くの人数の表情を見てれば
だいたい分かってくる。
「まいったな」
出ていく時に少し見えたほんのり赤い顔で
少し彼女の気持ちをくみとれた気がする。
『知りたい』
の本当の意味も。
______________________________
紙袋に服と一緒にはいっていた
『ありがとうございました』
のメッセージのメモをスケジュール手帳に挟み
溜まった仕事を片付けた。
______________________________ 次の日
雄英高校.職員室
マイク「なぁイレイザー何だこのメモは」
「あぁちょっとな」
マイク「もしかしてこの間の悪夢の...」
「あぁ...」
マイク「おい!色男!!シヴィーな!!」
「マイクうるさい」
オールマイト「相澤くん!君にもそういう人が..」
「オールマイトさん....」
3人でわいわいと猫屋さんのメモをまわしている
すみません。猫屋さん
ミッドナイト「え!?なんていう人なの?」
「言わないですよ絶対」
マイク「事件だ....大ニュースだ」
「この事は内密で」
マイク/オールマイト/ミッドナイト「d(*¯︶¯*)」
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お久しぶりです。
更新頻度がほんとにおそいですが
がんばります!
それからお気に入り登録ありがとうございます
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2020年5月18日 0時