なのに、千輝くんが甘すぎる。

〉俺にすれば ページ6

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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ








『はぁ〜〜〜』









山田くんにフラれてから

友だちに誘われるがままBBQや合コンなどなど…

いろいろ参加してみたものの、全敗。









“ドアが閉まります、ご注意ください”








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ









あーあ、黒髪の





『メガネ男子降ってきたらいいのになぁ〜〜』


千「心の声漏れてるよ」


『ち、千輝くん？！』









ま、また独り言聞かれてしまった……！！








『め、珍しいね！？千輝くんがこの車両って！』


千「いや、俺だいたいこの時間この車両」


『え！？そうなの！？』


千「何回もAさん見かけたけど、いつもニヤニヤしてた…」


「うわぁ…わたし変質者だね」


千「いや…そこまで変じゃなかった。楽しそうで微笑ましかった気がする」









あぁ、

山田くんに片思いしてた時のわたしか……





あの時は楽しかったなぁ…………





もう






終わっちゃったんだ。









『…………ぐすっ』


千「 …… 」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ









『そ、そういえば！フラれた話みんなにしたら合コンだらけになっちゃって！全部参加したのに全っ然ダメで！わたし対人スキr…「Aさん」』


千「無理して探すくらいなら……」









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“ 俺に片想いすれば? ”









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