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57羽 ページ18





「友よ!また会おう!!」
「友よ!また会おう!!」


「仲良くなったんですね……。」
「あれ、何。」
「知らね、あんま見んな。」



涙ぐみながらお互いに握手をする山本と田中に、みなあきれたような視線を送る。最初は睨み合っていたというのに、随分な変わりようだ。



「次は負けません。」
「次も、負けません。」
「怖い、怖いから!!」



表面だけのいい笑顔で握手交わす主将二人。双方の手に血管がいつもより浮き出ていることから、相当の力で握りあっていることがわかる。とても主将同士と思えないやり合いにAは頭を抑える。

その一方で、烏養と音駒のコーチもまるで主将二人と同じ行動をとっていた。



田中達は以前として涙ぐみながら語らっている。そんな彼らの様子をみていたAのもとに、「Aー!」と日向が寄ってきた。隣には分かりやすく渋々ついてきましたよ、という雰囲気を醸し出した孤爪がいた。



「どうしたの?」
「Aの話になって、ちょうどそこにいたから!」
「………どうも。」



一体自分についてどんな会話が交わされようとしていたのか、少し気になりつつもAは静かに挨拶をした孤爪に向き合う。



「孤爪研磨さんですよね。烏野のマネージャーの白、」
「白石Aさんでしょ?知ってる。」



下がっていた頭をあげ、Aと目を合わせた孤爪。その顔つきは先程までと一変していて、まるで試合中の彼のようで。Aは少し驚くと、孤爪はすぐに顔を下に戻した。

「月バリで見た覚えある。」と小さく呟いた彼の雰囲気の差に驚かされながら「光栄です。」とAは笑
う。



「……頑張って翔陽育ててね。ヘタくそだから。」
「なんだとーっ!!」
「……勿論。次やったらビックリするくらいにしときますよ。」
「……楽しみにしてるから」




名残惜しさを残しながら、音駒との練習試合はこうして幕を閉じた。





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ラー油 - すみません たしか西谷さんの回転レシーブはローリングサンダーだと思います。 (2021年4月4日 8時) (レス) id: 0628ebf5e7 (このIDを非表示/違反報告)
Sacco - 47羽目にセットアップとなってますが、セッターではないでしょうか?突然申し訳ありません。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも応援してます。 (2016年8月8日 14時) (レス) id: f404a711c2 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - さっこさん» すいません!ありがとうございました! (2015年8月31日 21時) (レス) id: 0d803f7706 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 朝日になっています (2015年8月31日 20時) (レス) id: 92e8049c9f (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - 人生オワタな奴さん» そうですか、よかったです!いえいえ、大丈夫ですよ!私は結構誤字が多いので、これからも見つけたらよろしくお願い致しますm(._.)m (2015年8月22日 16時) (レス) id: 0d803f7706 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ:http://nekomoti  
作成日時:2015年8月13日 10時

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