130羽 ページ45
Aはマネージャーの中にまじって話をしていた。
その場に流れている澄んでいる綺麗な雰囲気といったらない。
「あ……私ちょっと仁花の所行ってきますね」
苦笑いをして谷地を指差すA。
バレー部の中でも背が高いほうの男たちに囲まれている谷地の姿がそこにはあった。
「仁花」
「ひゃい!?……って、あ!A!」
よかったぁぁ!と本音を漏らしてAに抱きつく谷地。
Aは「よしよし」と谷地の頭を撫でると、その場に居た生川の主将や梟谷の1年の男たちに苦笑して「すみません」と告げた。
「ほらほら、潔子サンのところ行きなさい」
「う、うん」
とたとたと走りだす谷地。
その後姿に一回フッと笑うとAも後を追おうとした
のだが
「あー!A!こっちで一緒に食べよーぜー!」
リエーフがそういって、その場に居た黒尾や木兎にも「来いよー!」と声をかけられたため、仕方なくそこへ言った。
「で、さっきの話の続きになるけどお前らのところの牛若は3本の指に入ってくるやつだぜ」
牛若、という言葉にビクッと反応するA。
その様子を見逃さないのが黒尾だ。
「あぁ、日向じゃなくてお前に言ったほうが適切だよな。お前らのところの牛若って言葉はよ。」
「元ですって……」
「3本って事は、あと二人いるってことっスか?」
リエーフがお肉をむしゃむしゃとほおばりながら言った。
「……東北の牛若。九州のキリュウ、関東のサクサ。ですよね」
Aが黒尾に言うと、黒尾はニッと笑って返す。
「おぉ、流石によく知ってるな。そいつらが今年の全国高校三台エースだ」
「おぉー!」
日向が興奮したように目を輝かせて、木兎はケッ!と悔しそうに反応した。
話が進んで、リエーフと日向がサクサのいる高校を倒せば全国1位!と目を輝かせていった。
それに対して黒尾が
「言うねぇ。へたくそトップツー」
と、楽しそうに返した。
「日向が一位か。」
「研磨がサーブもレシーブも俺のほうが上手いって言ってたぞ」
「えぇ!?Aはどっちだと思う!?」
「え……どっこいでしょ。」
・
・
・
516人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ! (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(;-;)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください!楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン!← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました(*´ω`) (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ:http://nekomoti
作成日時:2016年2月27日 3時