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114羽 ページ29






「潔子さん、今日の戦績見せていただいてもいいですか?」
「うん、勿論。はい、」



清水のまとめたノートを受け取り、ありがとうございますと告げてからそれを見る。記録されたあるいみ見事な戦績にAは苦笑いした。

初日は見事に全敗だった。試合結果を見てみるとどれもかなり点差をつけられているし、予想していた結果とはいえちょっとばかり考えものかなとも思う。



「(……やっぱ飛雄のトスの正確性が低い分まだ翔陽は暴れられてないか。)」



清水にお礼を告げてノートを返した丁度その時。Aは視界の隅で丁度体育館から出て行こうとしている月島を捉えた。ふむ、と少し考えてからその姿を追いかける。



「月島、」
「……何?」



呼び止めると、月島は一瞬立ち止まって首だけ動かしけだるそうな表情を向けた。それから話も聞かずまた歩き出したため、Aは小走りで月島の隣に並んで一緒に歩く。



「今日はもうあがり?」
「うん。風呂入って寝る。」
「……ん〜、別に止めないけどさ、あんたはそれでも、」



Aがそこまで言いかけた時、どこからともなく声がした。



「あーちょっとそこの!烏野の!……あぁっと、眼鏡の!」



流石に月島を呼び止めていることくらい分かって、月島もAもふたり揃って振り返る。声の下法をたどれば、音駒と梟谷の主将……黒尾と木兎が立っていた。



「ちょっとブロックとんでくんない?」
「……あぁ、僕もう上がるので。失礼しまーす。」



ちょいちょいと手招きする黒尾の誘いをお得意の作り笑いでかわしてた月島だったけれど、黒尾達も譲らない。



「ブロックなしでスパイク練習しても意味無いんだよ!頼むよ。」
「何で僕なんですか?梟谷の人は?」
「木兎さんのスパイクは際限ないから皆早々に逃げるんだ。」



体育館の奥からひょっこりと姿を現したのは梟谷の副主将である赤葦。どんどん増えていく人と、今話題の中にいない自分の存在に、Aはばれないように眉をひそめた。



「(……なんか……とても居づらい……。)」




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(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ! (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(;-;)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください!楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン!← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました(*´ω`) (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ:http://nekomoti  
作成日時:2016年2月27日 3時

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