８７羽 ページ2
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いつもとなんら変わりない今日の日。烏野高校排球部は、体育館で紅チームと白チームにわかれての紅白戦を行っていた。
その試合を見ていて、Aには格段に日向の囮としての能力が上がっていることが見て取れた。実際、試合の中で日向の動きにブロックが惑わされている面は多々あったよう思う。
しかしそれだけでもない。選手達の個々の実力も、入部当初に比べて遥かに高くなっていた。東峰のスパイクの威力、西谷や澤村のレシーブ力、菅原の冷静で丁寧なセットアップ。目覚しく開花していく選手達の能力がとても面白い。
試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く。紅白戦は紅チームの勝利に終わった。本来なら今日の練習はここで終わり……のはずであったが、日向が大きく声を上げた。
「もう1セット！お願いします！」
日向が口にしたその要求は彼個人のものではなく、どうやら烏野全体の要求らしかった。月島という例外を除いて、皆が活き活きとした視線を烏養に向ける。その真っ直ぐな視線に烏養は少し思案して、Aにどうする、と目を向けた。
ここまでの練習で丁度いい。オーバーワークは本来良くない……と分かりつつも、Aもその顔を見ればNOとはいえなかった。「まあ、1セットなら。」と渋々答えれば烏養も「だな。」と困ったように笑った。
「コーチ、オーバーワークなのでダウンの時間いつもより増やしてください。」
「分かった。」
急遽決まった1セットも、紅チームの勝利という形で幕を閉じた。
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「影山、まだいけるよな。トス上げてくれ」
「ん、おう。」
片付け中だったAの耳に、日向と影山のそんな声が聞こえてきた。まさかと思って視線をやれば、コートに入ろうとしている2人の姿。どこからそんな元気が湧き出てくるんだとため息をついてから、「はーいストップ！」と割ってはいった。
「オーバーワークだよ、流石にこれ以上はやらせられない。はい、ダウンして。」
「なんでだよー！」
ふてくされた様子で抗議する日向と、言葉は無くとも不服そうな影山。そんな2人に、Aはにっこりと笑顔を向けた。普段そんな顔をしないため、笑顔のはずがどこか威圧感がある。そんな彼女の顔に日向と影山は身体を震わせた。
「そう、そんなに怪我したいのかな？バレーできない身体になって春高もベンチから見てたいのかなキミ達は！」
「だ、ダウンします……。」
「(うーん、ストイックすぎるのも難点。)」
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希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (
レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(；-；)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください！楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン！← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました（*´ω｀） (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年2月27日 3時
