勇者の休息【ゼルダの伝説】

#してほしいこと ページ12

幼馴染の君[キス]





「………は？」

『だぁーかぁーらぁーー！！！！！
キスしてって言ってんのっ！！！！！』








((いやいや、今こいつなんて言った？は？ｷｽｼﾃ？は？くっていいってこと？？？？？))
と思考がどこかへととんでいく彼氏さん

もういいっ
という小さな声と、自分の前から立ち去っていく背中を見てようやく何があったかを理解したようで、
このチャンスを逃すまいと急いで追いかけてきて後ろから捕まえてきます


「ちょっっっっとまった」

『もういいってばっ
変なこと言って、ごめ、ん』

「っ、あーもー泣くなって！」

『だってぇっ…』




自分がキスをしないだけでこんなによわよわになってしまうのが可愛くて可愛くてしょうがないのか、ギューッと抱きしめてきたまま離れてくれません

いや、今欲しいのはハグじゃなくてキスです((


「そんなにキスしてほしいのかよ」

『うるさい、恥ずかしくなってきたからいらない、』

「ほんと素直じゃないねーうちの彼女さんは」



「ほら、こっち向け泣き虫」
『うぅーーーー』




頬を両手で包み優しいキスをくれますが

後頭部を引き寄せる力が強くなった途端
あれ？と思っているうちにどんどん長く深いものへと変わっていき
そのせいで止まっていたはずの涙もまたあふれてきてしまって、




「あー……
やっぱその顔の方が好きだわ」

『っ、なに、？』

「だからー、








そうやって気持ちよくなって泣いてる方がかわいいっつってんの」











「あと煽ったのお前だから
責任取れよ」













そのまま部屋へと逆戻りルートです。
自分だけドキドキさせられるのはやっぱり気に食わないらしい

終わり ログインすれば
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