勇者の休息【ゼルダの伝説】

2人目の住人 ページ11

【後輩×先輩】

リンク
ハイラル高校に入学したばかりの1年生。兄の背を追いかけるようにして同じ高校に入ったところ、前世で恋人であったAを発見。しかしAは3年生であと1年で卒業してしまう。悩みに悩んだ結果また1から関係を始め振り向いてもらうことを決意した。めちゃくちゃモテることを知らない


A
ハイラル高校3年生。あまり友達がおらず、絶賛受験期で高校生活をエンジョイせず終えようとしていた時にリンクと出会う。あの有名な2年生の弟だしめちゃくちゃモテてる後輩に絡まれているのは大変周りの目が痛いとろだが、高校三年生にしてようやく青春を感じられているらしい。前世の記憶はもちろん無いため、なぜそんなに初対面の後輩に懐かれているかはわかっていない


リーバル先生(人になってる)
Aのクラスの担任。自称Aの相談係で、学校で唯一のAの良き理解者。担当科目は数学で、予習が必須であることからあまり生徒たちからは好かれていない様子。もちろん本人は気にしていない。しかし職員室ではイケメンだとかかっこいいだとか色々女性教師たちで噂されている。本人は気づいてないがだいぶAに対して甘い。リンクには当たりが強いことで有名。








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唐突ですが、皆さんは奇跡の出会いとか、運命とかって信じますか？
私はあまり、そういうのは信じられません
どっかの漫画でも、奇跡というものは起こるものではなく引き起こされるものだと言っていたような気がします。たぶん。


だから、私はそんなものに縋りたくないと思うのです。











でも、











「あ、すいません、」

『、え？』












私はあの時起こったことを

奇跡以外の言葉でどう表せばいいのか
わからない。



















「先輩、僕、先輩に一目惚れしました」
「付き合ってくれと今は言いません
ただ、

先輩がこの学校にいる間は、僕が先輩のそばに居てもいいですか？」



















桜が舞う4月
まるで隕石かのように突然私の元に訪れた君が
もう人生で恋愛なんてものに触れることがないであろう私に、

1回目の告白をしてくれたあの時











私の人生が
大きく変わる音がした
















そんな、少し非現実的な
卒業までの短い高校生活のお話。

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