犬系彼氏 ーY.Ryosukeー

＃13 ページ13

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▽涼介side








よく考えてみたら、ここは公園。


しかも夜なわけで。







そんな中近くだからって

1人では返すことは出来ない









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「もう遅いから、帰ろっか？

送るよ」









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『あ、お父さんいるからバレちゃうと...






色々、大変』









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彼女のお父さんは誰にとっても

怖い人ってイメージがある





Aのお父さんだから優しいとは思うんだけど...









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「じゃあ、もうちょっと近くまで送る！」









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『へ？！



ん、と...

家の手前くらいまでなら』









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少しほっぺた赤くしてるけど


ほんと可愛いな〜









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「照れなくたっていいじゃーん！



ほら、手繋ご？

誘拐されたら大変！」









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されないよ〜、









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なんて言ってるけど

手を遠慮がちに俺の手に重ねてきて。









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なんか、俺も愛されてるのかな？






なんて、自惚れてもいいのかな？(笑)









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ていうか、愛されてないと


悲しいかも。(((









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『ん？


どうかした？』









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「Aの、手温かいな〜って思ってさ」








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うっせぇ、ばーか。






なんて、口が悪い事で。








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そんな子にはお仕置きです。(((








『んっ、！』









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