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学校が終わって、放課後。
いつものようにバイト先のコンビニに向かう
高校1年生の頃小遣い稼ぎで始めたバイトはいつの間にか２年も経っていて
シフトが入ってる週3回はこのルーティンが当たり前になった。
そういうわけで今日も17時ぴったりでレジに入る
夕勤は人も品出しも多くて忙しい
だからあっという間に退勤まであと30分になっていた
『今日も疲れた』
人が止んだ時間になってレジで小声の独り言
これだっていつものこと
その時だった
レジにいちごのチョコレート。
「あのー、これと24番のタバコひとつお願いします」
時が止まった
そんな気がした
大人なのに
少し小さくて
声が高くて
お洒落なコートを羽織って
私、一目惚れした。
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作者名：ゆみ | 作成日時：2020年12月2日 1時
