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「Aは愛されてんなあ〜」
そう言ってニヤニヤするなっちゃんに
あれは演技だからと言いたいけど、
私たちの契約は秘密だから言えないまま
『そんなことないよ』
とわたしは否定する。
「角名先輩と侑先輩初めて近くでみたけど
あれはモテるわ…」
そう言って感心しているなっちゃんに
『ありがとう、本当に。
連絡くれてたのにごめんね、
まさかこんなことになってたなんて』
「いや、ほんまやで！
来たあかんよって言ったのに！
けど角名先輩に連絡しといてよかったわ」
先輩に連絡…？
「角名先輩ってSNSとかでメッセージ入れても
既読も返事もないで有名やのに
一か八かAのこと連絡したらすぐ返事きたで」
それからなっちゃんは、
ほら と携帯を見せてくれて
よく投稿するアプリでの
メッセージ上のやり取りだった。
“ 急に連絡してすみません、
Aの親友です。
今、教室に先輩が来ててなんかヤバそうな雰囲気
なんですけど助けてもらえないですか “
なっちゃんがそう送れば、
“ Aは？どこ？ “
“ まだ教室には来てないです。
けど時間的にそろそろ来ると思います “
“ すぐ行く “
とやり取りがされていて
「そんで安堵してたらAが来たんや」
…助けに来てくれたんだ。
やっぱり先輩はよくわからない。
私を助ける理由も、守る理由も
わたしは彼女じゃないのに。
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mai(プロフ) - 梅みどりさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごくすごく嬉しいです…（ ; ; ）ぜひこれからも面白い作品になるよう頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年6月16日 21時) (
レス) id: 43a53e8322 (このIDを非表示/違反報告)
梅みどり(プロフ) - 面白いです！！これからも更新頑張ってください！！ (2020年6月16日 8時) (レス) id: 9177a7e0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai
| 作成日時：2020年6月13日 23時
