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急いで着替え、

今日はHRもなく解散だから急いで門へと向かえば


『すみません、お待たせしました』

及川さん達がいて、

ふと自分が挨拶していないことに気がついた。



『はじめまして、自己紹介遅くなってすみません。

花野Aです』


わたしがすると、3人もしてくれて


「矢巾は2年だけど、国見と金田一は
Aと同い年だよ」


同い年なんだ…


及川さんにそう言われても身長が高いから、

どうしても年上に見えてしまう。


それから大人数で電車に乗り帰っていると


「俺らはここで降りるね」


そう言って及川さんはわたしの手を引き

降りようとしてる駅は
わたしも及川さんも最寄りの駅じゃない。


『え、あ、皆さんありがとうございました!』


手を振ってくれる皆さんにわたしもお辞儀をしてから

電車を降りていく及川さんについて行く。



『及川さん…?』


「久々に会えたから2人で過ごしたくてさ。

ダメだった?」


そう言ってわたしの頭を撫でながら微笑む及川さんは

本当にずるい。


『ダメじゃないです。

すごく会いたかった』


わたしも微笑みながら言えば及川さんは、

「演奏すごく良かったよ。

よく頑張ったね」


たくさん褒めてくれる。


『ありがとうございます、

このあとどうしますか?』


「おうちデートしよっか」

俺の家でいい?

と言葉を続ける及川さんに頷くと


「〜♪」


すごい上機嫌で歩いて行く。


可愛いなあなんて思いながら
わたしも及川さんについていき、

お家へと向かった。


あれから何度か及川さんのお家に来たことがあるけど

いまだにそわそわしてしまう。


だけど部屋へと行き、わたしがいるのに
目の前で服を脱ぎ出すのだけは本当に慣れない。


『及川さん!急に脱がないでください!』


「可愛いなあ〜ほんと」


わたしは一度部屋を出て、
心臓の音を落ち着かせながら、

着替え終わったよーなんて呑気に言う声で戻る。



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さ。 - めっちゃ面白かったです!! (2020年6月13日 1時) (レス) id: 8674ff81bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mai | 作成日時:2020年5月20日 20時

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