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「なにそれ、すごい可愛いじゃん俺」

 
 
 
可愛い…?


それとはまた違うような…





『可愛いって言うか…って何撮ってるんですか』
 

 


気がつけば携帯が向けられていて
 

恐らく動画を撮られているんだろう。
 
 
 
わたしのダサいキラキラポーズが絶対に撮られた。
 
 
 


「なにも〜」
 



『消してください!』


 


なんて言いながら携帯を奪おうとしても、


背の高い黒尾さんに到底届かない。





「そうだ、Aちゃん。

連絡先教えてくんね?」


 

『あ、そうですね!
 

音駒高校マネさんいないですし、

連絡取ろうと思ってもとれないですもんね」




「…ソウデスネ」


 

『あ、でもそれだったら、

澤村さんの方がいいですか?』
 

 
 
主将同士、親睦を深めるためにも


澤村さんの方がいいかもしれない。

 


そう思って提案した瞬間、
 



「Aちゃんで!!!!!!」

 
 

初めてこんなに早い即答されたな


と思いながらも携帯を出し、


黒尾さんと連絡先を交換した。

 







連絡先を交換した後、黒尾さんに






「あんま無理すんなよ」

 


そう言ってわたしの髪の毛をくしゃっとすると


すごい切なそうに微笑むから、

なんだかこっちまで悲しくなってきた。





『黒尾さんこそ、気をつけてください』





「次会えるの再来週か。

夏休みだな」





『はい!

お会いできるの楽しみにしてます』





「烏野の成長楽しみにしてるわ」





『次は負けません』





「言うねえ〜。

気をつけて帰れよ」



といい、黒尾さんは去って行った。





顔…洗うんじゃなかった…?




まあいいかと思い、わたしは片付けを急いだ。








 








 

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設定タグ:ハイキュー , 宮治 , 黒尾鉄朗   
作品ジャンル:アニメ
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咲夜 - 黒尾さんが好きになるのはとても意外な感じでした!とっても面白いです(*^^*)更新頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2020年5月10日 14時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mai | 作成日時:2020年5月9日 22時

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