156 MY PAST ページ11
鈴村side
だんだんと新人声優として少しずつ名前が知られるように
なってきたA。
アニメへの出演や生配信の仕事が以前と比べ増え、順調に人気を獲得していっていた。
そんな彼女に今日、問わなければならないことがある。
『なんでしょう』
「今日、事務所にわざわざ呼んだのは2つ理由がある。」
『2つですか、？』
「まず聞きたいのがAの交友関係について。」
『はい、』
そういうと彼女は体を強ばらせ目が泳いだ。
そんな意地悪をするつもりはなかったんだけど。
「Aって今お付き合いしている方っている？」
もちろん職権乱用してプライベートを探りたいわけではない。事務所の社長として把握しなければならない大事な事だ。
声優というのは人気商売である。
だからイメージとはかけ離れたスキャンダルが出てしまう前に知っておかなければならない。
彼女にそう伝えると安心した顔をした。
『なるほどですね、でも大丈夫です。
現在、お付き合いしてる方は居ないですよ』
「そっか、ならいいけど。」
この安堵は事務所の社長としてのものなのか、それとも1人の男としてのものなのか。
まぁ今はどうでもいいけど。
というか、彼女は俺に隠し事をしてるのは知っている。でもここで追及する必要はない。
一旦それは置いておくことにした。
「じゃあ今まで何かヤバいことしたことある？犯罪とか。」
『あー、』
するとまた次も目を泳がせて動揺した。
隠し事が下手にも程があるな。
...というか前科あるの？それはヤバいよな？
「あるなら教えて欲しい、念の為」
『犯罪ではないんですけど。』
あぁ、よかった。じゃあ逆に何？
すると、思いもよらないことをAは発した。
『浮気、です...』
「、え？」
『前、付き合ってた人とのことなんですが、。』
自分の耳を疑う話だった。
一応、純粋無垢な感じがするAからこんな話を聞くとは思わなかった。
しかし、浮気されたのか...。そりゃAの恋愛観も歪んでしまうだろう。
「Aを放っといて浮気とか酷い男だね。」
『いえ、私が浮気したんです』
「、は？」
今度は耳だけでなく自分の頭を疑った。
唖然としてる俺をおいて、Aはペラペラと話し始める。
『相手にバレてはないです、多分。だから心配する必要は...』
「いや待って待って、、理解できない。」
『ごめんなさい。』
「まずなんで浮気したの、？」
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怪盗アイ(プロフ) - ハルさん» 本当に嬉しいです(；；)ありがとうございます！更新頻度はかなり低いですが気長に待ってくださればと思います！ (2022年3月21日 12時) (
レス) id: aedc1f8497 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんにちは！初めてコメントします！！怪盗アイさんの作品どれも大好きです！これからもこの小説応援しています！！更新楽しみにしています！ (2022年3月16日 21時) (レス) id: 7e07349c9e (このIDを非表示/違反報告)
怪盗アイ(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます。現在最新話の執筆に向けて前のお話の修正から進めております。またプライベートの兼ね合いがある故もう少し更新にお時間がかかってしまうかもしれません。しばしお待ちいただければありがたいです。 (2022年1月4日 12時) (レス) id: aedc1f8497 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 早く続き読みたいです！アイさんの小説ホント好きです〜！ (2022年1月4日 10時) (レス) id: b03123f166 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 早く続き読みたいです！！アイさんのペースで頑張ってください！(いつも仕事の励みになってます！) (2021年12月28日 12時) (レス) @page8 id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怪盗アイ | 作成日時：2020年12月6日 2時
