STORY121 ページ39
理事長室を出て静かな場所に行きたくて庭園へと足を運ぶとベンチのところに人影を見つける
俺は目を細めてそちらを観察してみると、そこにいたのはルイとミツナだった
しばらく立ち尽くしたまま二人を見ているとルイがこちらに気付き威嚇してくる
「何か用ですか先輩」
『…別に、静かな場所に来たかっただけ』
俺がそういうと驚いたように目を開く
「ほんと、アンタとミツナさんって似てる」
『…ミツナ、寝てないの？』
俺がそう問いかけたことによってさらに驚いた顔をするルイに俺は顔をしかめる
「ここ最近、魘されてるみたいでなかなか眠れないそうです。
それに、前から他人に触れられることを極端に嫌っていたのがさらに酷くなった特に男にね
かろうじて俺や昔からの知り合いは大丈夫なようですけど」
『……っ』
「ミツナさん泣くんですよ。決まってこうやって寝て起きた時
そしてこの世の終わりみたいな顔して俺じゃない誰かをその瞳に映して虚ろに俺の顔を見るんです
まるで誰かの影を探すように…
そして暫くして我に返ると傷ついた顔してごめんねって何度も何度も謝るんです」
俺はそれに何も答えることが出来なかった
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緋泣(プロフ) - 葵さん» 長編で飽きてしまったりなんてことあると思いますがこれからもよければ読んでいただけると嬉しいです( 笑 )2人の絡みも入れられるように頑張りますね、 (2016年3月19日 13時) (
レス) id: 6c109d83f4 (このIDを非表示/違反報告)
緋泣(プロフ) - サファイアさん» ありがとうございます！これからちょくちょく更新していけるように頑張ります！ (2016年3月19日 13時) (レス) id: 6c109d83f4 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - こんにちは！この作品の１作目からずっと読んできました。すごいおもしろいです。続き待ってます。私は夢主と羅衣都さんがすきです！！ (2016年1月18日 16時) (レス) id: 00bbdca888 (このIDを非表示/違反報告)
サファイア(プロフ) - 続き待ってました！！これからも楽しみに待ってます(≧∇≦) (2016年1月17日 19時) (レス) id: d1e6fc7d28 (このIDを非表示/違反報告)
S属性(プロフ) - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2015年11月27日 14時) (レス) id: 144f5e21f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋泣 | 作成日時：2015年2月27日 2時
