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「川田 栗原...」
今は理科のテスト返しの真っ最中。
別にテストは嫌いではない 自分の実力を発揮できるし皆にできる子アピールをする場面でもあるから。
獄寺隼人君が来てないに気づいて 昨日の事を思い出しながら 沢田綱吉を見た。
あぁ〜 頭抱えちゃって テストできなかったんだろうなぁ〜 しかも先生は嫌味で嫌われてる根津だし…ご愁傷様としか思えない。
「沢田」
ツ「はい」
「あくまで仮定の話だが...
クラスで唯一20点台をとって 平均点をいちじるしく下げた生徒がいるとしよう...」
始まったよ、根津の自分エリートだったかなんだか知らないけど標的を絞っての嫌味。
20点台1人という事は 武はまぁそれより上だったってことか
野球一筋だから勉強はしないタイプだからな
やれば余裕でできるから余り心配はしてないけど。
そんな事を考えてたら嫌味は終わったのか 根津は態と私達に点数が分かるようにテストをちらつかせた。
26点ねぇ〜 ツナなんだから27点とれば良かったのに。
クラスのみんなはその点数を見て
「わ 26点！」
「やっぱ ダメツナか...」
など言って笑った。
ダメツナは同意できるが 点数などに関して笑うのには少し快く思わない。
そーいう事があるとなんだか上手く言えないがもやもやする。
沢田綱吉は顔を真っ赤にしながら自分の席に戻って行ったところで 教室のドアが開いた。
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作者名：るりるり | 作成日時：2018年6月10日 23時
