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今は体育の時間
男子と女子では別々の為 男子は外で野球 女子は体育館でバスケットをやっている。

「A!ナイスシュート!」

「雪白さんってほんとなんでもできるよね。すっごく可愛いし。全く嫌味もないし ほんと憧れる。」

あたりまえだ。 私は文武両道才色兼備のスーパーパーフェクト女子A様なのだから。
褒められて悪い気はしない。もっと褒めろ。

まぁそんな事思っても態度にだしたら全てが終わるから言わないけどね。

自分の出番が終わり友達がいる方に行き座る。
女子しかいないとなるとだいたいお決まりの話題になる。

「ねぇねぇ Aって本当に山本と付き合ってないの?」

出た この質問。何十回と聞かれたであろう質問にいつも通りの返事をする。

貴「もう!何回もいうけど武とは全然そんなんじゃないってばぁ〜!幼稚園からずっと一緒だったから今の距離感があたりまえみたいな。」

「えぇ〜 お似合いだと思うのになぁ〜。
じゃぁじゃぁ 好きな人とか気になる人はいないの?」

貴「今のところいないかな〜。てか考えた事もないや」

少し笑いながらそう返すと

「もったいない!Aなら誰とでも絶対付き合えるのに!」

決まってこういう返しをされる。
ぶっちゃけ好きだ惚れただなんだはめんどくさいイメージしかない。
たまに相談されたりもするが全く知らないし興味もないから丁寧にお断りを申しあげる。こればっかりはどーしようもない。私の範囲外だ。

まぁだいたいの人は相手への不満の愚痴を聞いてくれる 反発しないイエスマン そうだね 辛いねなど言ってほしい人達なので うんうん頷いてきいている。そういのもマイナスに繋がって 恋愛=めんどくさいの方程式が私の中でできあがっている。

貴「そーいう梨花達こそいるんじゃないの〜?」

にやにやしながらこっちから質問すれば 待ってましたの勢いで話し始める。

その話を重要なところだけ頭にいれて 適当に聞き流しながら相槌をすれば 皆で盛り上がりこちらにあった意識は他へ行く。

体育が終わり教室へ戻ると 武と沢田綱吉の姿がない

近くの男子にきくと

「あぁー ツナのせいで負けてトンボがけやってるよ。 山本は手伝うとか言ってたな。」

なるほど 教えてくれた男子にお礼を言って席に着く。

最近武 初のスタメン落ちになりそうで落ち込ん出たからなぁ〜
最近過大評価してる 沢田綱吉に相談して変な事にならなければいいけど…

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作者名:るりるり | 作成日時:2018年6月10日 23時

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