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｢ふっかーーーつ！｣
祥｢お！きたか！｣
豆｢心配したよほんと！｣
池崎A無事に2日後に復活しました。
蓮｢A、もう大丈夫？無理はしちゃいけんな。あれだけで見限ったりはしないから。あと、それと…｣
｢？なんですか？｣
蓮｢部活終わったらちょっと大事な話がある。｣
そういわれた。
やっぱりゆっくり休めたお陰で、久々に体が軽かったしまだ本調子には程遠いけどなんとか自分の納得いくダンスが今日はできた。
KENZOコーチにもやっと褒められたしね。
でもだんだんと、メンバー選考の日は近づいててみんなピリピリしてるし、いつになく真剣で自主練のちょっとの場所の取り合いで言い合いになったりもするけど、1年生も2年生もこの大会にかける思いはみんな一緒で、だからこそ部活が楽しいんだな。と思う。
部活が終わって、蓮先輩に呼ばれたのは生徒会室だった。
｢あれ、純喜先輩と瑠姫先輩。奨先輩も。｣
純｢あ！Aちゃんや！具合大丈夫になった？｣
｢あ！お陰様で！｣
純｢ほんと心配したんだからね！｣
｢LINEありがとうございました！嬉しかったです！｣
奨｢はいはい、ちょっとこっからは真剣だよ。｣
奨先輩が、そう言った途端みんな真剣な表情になった。
奨｢Aちゃん…、Aちゃんが今回倒れた原因とオーバーワークになるまで踊った原因は、これだよね？｣
そう言って見せられたのはあいつらが私の下駄箱とか私物にイタズラしてる写真だった。
瑠｢奨くんの生徒会の役員の子達が、ここ最近ずっとアイツらを見張っててくれて証拠集めてくれてたんだ。｣
奨｢あの階段から落とされそうになった時、様子がおかしいって思ったから見張っとこうかなって思ったんよ。そしたらこれだったよ。｣
純｢相談してってゆーたやん…、なんで頼ってくれなかったの…。寂しいやん…｣
｢すみません…迷惑かけたくなくて…｣
そう言ってるうちにポロポロ涙がこぼれてきちゃって慌てて拭こうとしたら、連先輩が、
蓮｢今は泣いちゃった方がいいよ。｣
奨｢そうだね。後、もうこいつらは停学処分くらったから。証拠も十分だったし、俺らが証言したから。もうAちゃんが心配することは起きないよ。｣
｢ほんとにごめんなさい。そしてありがとうございます…｣
先輩たちがいい人すぎて、自分の為にこんなにも動いてくれてたことが嬉しくてまた涙がこぼれた。
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作者名：ぽむぽむぷりりん | 作成日時：2022年7月15日 2時
