仕事をしねぇ愚図共は ページ24
朝起きて､身嗜みを整える｡
今日の予定は…とロボロ様の書類整理の手伝い､あとは…ん？
「…書記長直属部隊の､監視？」
えっ監視？？手伝いじゃなくて？
頭にハテナを浮かべながら連絡内容を見るが､何度見ても「監視」と書いてある｡
…ロボロ様に聞くしかねぇな…
と､言うことでロボロ様の執務室で黙々と書類整理をしています｡
期限が近いものが上に来るように仕分けしたり､期限に余裕のあるものは上､遅いものが下になるようにする｡
「ロボロ様､こちらの書類の期限は明日になっています」
「おわマジか！あざぁす！」
内容はなるべく見ないように注意する｡
機密事項とかポロッと出てきそうで怖いんだよな…母さんの手伝いしてた時にその類見つけて飛び上がったもんな…
「カイリ､午後は何があるん？」
「はい…書記長直属部隊の監視ということなのですが…」
「アッハッハッハッハッ！ｱｰｰｰｯ！」
「ぶっ」
さ､さ●まや…さ●まがおる…
「くくっ…それなぁ､見たら分かるでwww」
「はぁ…」
「あれは初見ビビるから､心してな」
そんなことを言われて､直属部隊が仕事をしている部屋へと向かう｡
そして､そこに近付いていくに連れ重苦しくなっているオーラ｡
えっなに…？
「…失礼しま、」
目的地へと続く扉をノックし､返事が返ってきたので扉を開ける｡
そこには､ハイライトが消え去り､隈が住み着き､完全に不健康な肌色をした上官たちの姿があった｡
しかも､1番奥､上座に当たる場所の机には､あの目立つ赤いマフラーの御仁が…
「…おぉ､カイリさんか､ご苦労さん」
「っ､しょ､書記長様、こ､これは…？」
「あー…書類をサボる阿呆共が多くてな､代わりに俺らがやっとるんや…君の仕事は俺らが寝ないかの監視やで」
なんですって？？
サボる奴らのｳﾞｳﾞﾝ方々の尻拭いを彼らが代わりにやっている？
なぜ？？？
「…失礼ですが書記長」
「ん？」
「これから暴挙に出ますこと､お許し下さい」
「は、…ひっ」
頭の中でﾌﾟｯﾂﾝという音がした。
仕事をやらねぇ屑共なんざ潰していくのが正解だよな？
母さんも言ってた､働かざる者滅すべしって｡
「皆様､ご起立くださいませ」
ザッと音がしてその場の全員が立ち上がる｡
書類とペンを置かない精神には尊敬するが､こうやって仕方がないと行ってしまうから現を抜かす馬鹿どもが湧くのだ｡
「書類を当人ごとに纏める作業を行います」
「決して､他の作業を進めることのないよう､お願い致します」
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明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
