上司の変更(期間限定) ページ19
「変更､ですか？」
「期間限定やけどな？流石にメイド長さんらからの批判凄くてなぁ…オスマンは謹慎という名の書類地獄に投獄されたで」
「投獄…」
思わずその単語を呟くと､まあ許したってや､とロボロ様は苦笑いをこぼす｡
いや許すも何も私は何も思ってませんってほんとに｡
「で､や。お茶会の時の護衛はそのまま続けてもらうんやけど､今日からちょっと実戦訓練の方に移ってもらうな」
「実戦…」
「近接系は大丈夫だとして､遠距離…狙撃とかあんまやった事ないやろ？」
「そう､ですね…弓矢などではやった事はありますが､銃火器は触ったことはありません」
「ちなみに何的にしてたん」
「訓練サボった兄ですね」
「草」
2､3枚ほどの紙が纏められたものを渡され､ちょっと見ててなー､とロボロ様は背後のモニターに振り返る｡
1枚目には､スケジュールのようなもの｡
2枚目には詳しい説明のようなものが書かれていた｡
はえー…ライフルとかカッコよすぎる…使いこなせる自信はねぇんだけどさ｡
「あったあった､これや」
「？」
「これが資料の一部な」
渡された紙には､オートマチックやらリボルバーやら｡
正直そこまで詳しくないのでアレだが､護身用に近いハンドガンなどを選ぶらしい｡
「今日の13:30にBｰ2射撃場に集合な｡場所わかるか？」
「…すみません､分かりません」
「せやろなぁ､んじゃ西門に来てな､そこで待っとるわ」
「はい､ありがとうございます」
ほなまた後でな､と声を掛けられて一礼してから部屋を出る｡
銃…兄貴が使ってたのってエーケー？だっけか｡
スナイパーがどうのこうのって言ってたけど､私にはよく分からんのよなぁ…｡
「…カッコイイなぁ…」
確かに近接戦が得意だし､よく使うのは剣とかナイフとかだけど｡
いややっぱ銃もいいな｡
弓もスパンッて当たったらめっちゃ気持ちいいんだけど｡
主に逃げ出した兄貴が的だし鏃はないから大丈夫｡
「御機嫌よう､シュライヤ様」
「！」
曲がり角から体を折り曲げるように覗かせ､にんまりと笑う男性｡
その胸には､役職持ちであると言う証のバッジと科学班のバッジ｡
「あぁ､この呼び方は止めた方がよろしいかな？」
「…出来れば､そのようにして頂けると」
「ではそのように」
何だこの人｡
いや､目上なのは分かる､分かるが何だこの嫌悪感｡
こう…ヌメヌメ？する｡
いや人間にこの表現はおかしいな？？
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明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
