脳筋は脳筋でも大分狂ってる ページ17
「くっ…その､あとは？ふふっ…」
「そうですね…武器があった場合取り上げるか手の届かない所へ｡先程述べた事をしても反抗する場合は鳩尾か背中､首に衝撃を加えて意識を奪います」
「物理なんよwww」
え､だって武器ないもん｡
変なこと言ったかなー､と首を傾げていると､爆笑していたうちの1人､シャオロン様が此方に歩み寄ってきた｡
幹部勢揃いなのに大丈夫なのかって？
大丈夫なわけねぇだろ(白目)
「君おもろいなぁ､カイリやったっけ」
「はい､カイリ=セル･シュライヤです」
「ごめんなぁ。あの侵入者､俺の部下が取り逃してたんよ」
あぁ､だからか｡
暗殺しに来たのにどこか焦ってたし､疲れているようだった｡
そりゃ幹部様直属の部下に追われたら死ぬ思いよな｡
だがしかし罰は免れんぞ｡
「腕､切ってもうたんやろ？」
「問題はありません」
「いやこれ結構深いしパックリいってるからね？？」
「戦場での傷はこれよりも酷いものが多いです｡この程度で動けなくなるのならば､シュライヤの名を名乗ることは出来ません」
そう答えれば､シン…と部屋の中が静かになる｡
あれ…やっぱうちってズレてんのかな…？
皆様驚いてらっしゃるわい…
「我らシュライヤ家は戦う事こそ生きる意義」
「脚を失えば仕込み杖に､腕を失えば仕込み銃に」
「動ける限り戦い続け､命ある限り国に尽くす。それが我々､シュライヤ家でございます」
そこまで言って､呆然とこちらを見つめるオスマン様に向き直る｡
左手を腰に､右手を心臓に翳して頭を下げる｡
「全ては､私の力不足故の不祥事でございます」
「貴方様が責任を感じる必要はこざいません」
少しして､頭を上げると､一面が緑だった｡
ん？緑？？
「ﾐﾟ」
「真面目すぎやし重すぎやし年下にフォローされてショックめうー！」
「マンちゃんの自業自得でしょ」
頭を抱え込まれるように抱き締められて､逃げようとすれば背中にも手を回された｡
ｷｨｰｰｰｰｰﾔｧｰｰｰｰｰｰｰ(声にならない叫び声)
「ッ…ッ…」
「なんか絶句してへん？？」
「オスマン先生セクハラですよ」
「オッサン(JK)www」
「喧しいぞ外野」
くぁwせdrftgyふじこlp
ふぁっ…( ³ω³)ﾌｧｯ？？？
「…シュライヤ現象起こしてへん？」
「えっ」
「………」
「アカン瞳孔開ききって未知のものを見た猫みたいになっとる」
「宇宙ネコやん」
「いや現象起こしてもうてるやんけ！！！」
その後､総統及び幹部はメイド長にこっぴどく怒られたらしい｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
