18の誕生日プレゼント(望まぬ形) ページ2
どうもどうもカイリです｡
この度18になりまして､城に仕える事になりました｡
うちは皆脳筋一家なので､護衛やら部隊に入るやらなんやらに任命されるとか思ってたんですよね｡
違うんですよ(白目)
なーんとなんと､お偉いさん方の婚約者たちの直属従者になりました(わー)(ぱちぱちー)
はい(吐血)
誕生日の次の日に､オカンに､お前城仕え(専属従者)な､って言われて思わず宇宙猫晒したよね｡
まあ嬉しかったよ？
嬉しかったけども､まさか城に仕える(従者)とは思わんやん？？？
だって脳筋やで？？？
戦わせろ？？？？？
文句言っても変わらないんだけどね(白目)
今は荷造りしてます｡
だって出発明後日なんて言うんだもん…
城下町までどんだけあんと思ってねん…
荷物送れないの不便スギィ…
「カイリ､いるか？」
「開いてマース」
コンコン､とノックをして入ってきたのは兄であるノヴァだった｡
そういや昨日帰ってきてたな｡
「お前も軍入りか〜､兄ちゃんは嬉しいぞぉ」
「従者だけどな」
「…ま？」
「ま」
「うわ…頑張れよ…」
「その哀れみの目ぇやめてくれますぅ？？？？」
ひとつの荷物をまとめながら､兄貴にガン飛ばす｡
やめろガチじゃねえか｡
「母さんからの勅令？」
「勅令｡なんなら誕生日の次の日にかるーく言われてスペキャになった」
「それはそう」
そんな他愛ない話をしながら荷造りを進めていると､珍しく真剣な声色で兄貴が話し始める｡
思わず荷造りの手を止めてしまった｡
「総統閣下や幹部は､厄介だぞ」
「…それは､婚約者に従者が着くの嫌って話？」
「んな幼稚なわけねぇだろうが」
「内ゲバ」
「んぐぅ」
しわくちゃな電気鼠のような顔になった兄を見ながら､両親から聞かされた注意事項を頭の中で唱え直した｡
総統閣下､及び幹部(婚約者有)との不必要な接触は避けること
あくまで婚約者たちの従者なので､幹部の仕事に意見､手を出さないこと
婚約者たちの前では猫を被ること
素を見せるのは領地内か家族の前､家に仕える召使いたちの前だけにすること(知り合いも可)
絶対に油断しないこと
ここまで考えて私は思った｡
私ははじめてのおつかいに行く子供か？？？
､と｡
因みにまだあるが面倒なので省略する｡
「ま､私は私の仕事をするだけだし｡何かあったら頼っていい？」
「…おう､どんどん頼れよ！」
そしてこの後､上司からセクハラ･パワハラetcの説明を受けて白目を向いた私は悪くない｡
悪くないったら悪くない｡
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明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
