4話 ページ6
天祈side
さてさてさーて、結局あの後五条先生に押し付けられた任務をこなす羽目になったのねえ。現在、廃病院前なう!
虎杖「うお〜、なんかスゲー古びた場所だな!」
伏黒「なんで俺まで……」
釘崎「当たり前でしょ!私と虎杖がついて行くんだからあんたも一緒よ!」
えーっと、何故か私の任務に着いてきた3人。任務ないから大丈夫!って言ってたけど大丈夫なのかなぁ?
天祈「一応、特級案件だからねぇ。命大切に〜よ!」
虎杖「おう!」
虎杖side
特級案件でも、なんとかなるだろうなって楽観視していた頃の自分を殴りたいとこれほどまでに思ったことは無い。
虎杖「くそっ」
俺たちは今、天祈とはぐれて特級相当の呪霊と戦っていた。
数分前
天祈「よーし、それじゃ行くよー。私から離れないでねぇ」
虎杖「押忍!」
伏黒「あんまり、油断するなよ。俺たちはあくまで天祈の"補助"として来てるだけなんだからな」
俺たちは天祈の案件を手伝うという形でこの任務に着いてきていた。こういうのは、初めてだからワクワクしていたら伏黒に叱られっちまったな。よし、気を引き締めねぇと!
釘崎「にしても気味が悪いわね。さっさと終わらせましょ」
そんな釘崎の言葉に同感だと言うふうに「そうだねぇ」と言った天祈。ふわあ( ˊ꒳ˋ ) ᐝっと欠伸をすると目をマジな感じにしていた。
なんか〜(*´꒳`*)〜ポワワーとした感じから(`・ω・´)シャキってなった!これがやる気モードなんだな!
そんな天祈の様子を見て伏黒も術式を発動させた。
伏黒「玉犬」
玉犬「ワン!」
それに続き天祈も術式を発動させた。
天祈「天狼」
天狼「ワオーン」
天祈も基本的には伏黒と同じスタイルで、式神(幻獣)に探索を任せるみたいだな。
そんな感じで、俺たちは廃病院の中へと入っていった。
しかし入った瞬間、突然足元が崩れ落ち俺たちと天祈はパラバラに引き剥がされてしまった。
現在
伏黒も釘崎も呪霊にやられ、俺自身もあらゆるところに傷を作り血まみれだった。
宿儺「ケヒッ、小僧お前ごときでは目の前の呪霊は倒せはせんぞ。せいぜい、無駄なあがきを続けることだな」
虎杖「うるせぇ、黙ってろ」
伏黒も釘崎もこのまま血を流し続けたら死んじまう。なんとかしねぇと……
その時、場違いなように明るい声が響き渡った。
天祈「お、発見!皆〜、無事なのねぇ。良き良き(*´꒳`*)」
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作者名:リース | 作成日時:2023年6月20日 0時