日常１《おかいもの8》 ページ9
そんなこんなで一悶着ありつつもぼくたちは着々と用意を進めていた(足りない分は近くのコンビニで買ってまかなった。)
ミンギュがキッチンの支配者になってあれこれ指示を出してくれるので料理の方はわりとスムーズにまわっている。帰ってきた98ラインは大いに役に立ってくれる……はずだったが、たいしたことはやっていない。いろんなところの手伝いをやらされ走り回っていたチャニがダイニングのソファにダイブした。ハンソラはお皿や食器を並べたりしてくれて、それからはキッチンをうろうろしてちょっかいを出したり、ウォヌヒョンと一緒につまみ食いしたりしていた。ぼくはというと、ミンギュに使われてずっとキッチンにこもりきりだ。肉を焼くのはまだだけど、野菜を切ったり茹でたりとにかく手伝いをする。ちょっと水を飲みたくてダイニングに出た瞬間、歓声をあげた。内装を手がけるミョンホがセンスを発揮してダイニングをカラフルなパーティー装飾仕様にしてくれたのだ。すぐさまミョンホを探して抱きつきに行った。ミョンホにはいはい、わかったから、と柔らかく抵抗されながらはしゃいでいたらガンッと玄関の扉が勢いよく閉まるおとがしてバタバタとやかましいのがすごいスピードでダイニングに突撃してきてバーン！と扉を開けた。見なくたってわかる。スニョニヒョンだ。
HS「ただい…」
JS「コートを脱いで来なさい！」
またもやすごいスピードでコートを脱いで来たスニョニヒョン。
HS「パーティーだ！！！！」
DK「そうだよ！ヒョン！おかえりなさい！」
HS「ソクミナーーーーー！♡」
DN「ヒョンおかえり！遅いですよ！待ってたんですからね！」
HS「みんな、こんなにも料理も部屋も最高なんだ、何か足りないと思わないのか？さあイ・ジフンMusic Start！盛り上がるやつをくれ！」
ぼくたちは爆笑した。まじお前調子のんなよ……などと言いながらもジフニヒョンは自分のスピーカーをテーブルの中心において曲を流してくれた。ジフニヒョンのチョイスは最高だった。ぼくたちは完璧に雰囲気酔いして大はしゃぎした。みんなで作った料理、ミョンホの飾り付けした広いダイニングにジフニヒョンの音楽がかかる最高の空間だ。そのうち調子にのってスングァンとぼくでデュエット大会をくりひろげはじめたころ、ミンギュの「肉焼けましたーー！だれかお皿運んでくださいー！」の声！焼きあがったお肉のいっぱいのった皿を運んできたジュニヒョンに、うわぁ！うまそう！！などと歓声をあげながら近づいていった時だった。
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レイ - めっちゃ面白いです！！時間がある時でいいので更新してほしいです！！ (2022年7月11日 10時) (
レス) id: 43ec2c0ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ぱどぅどぅさん» いえいえ〜うちの作品とかカスすぎてまじで尊敬です！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅどぅ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(//∇//)そう思っていただけたのは大変嬉しいです！ (2019年4月12日 16時) (レス) id: 1420887736 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年4月11日 19時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱどぅどぅ | 作成日時：2018年11月26日 15時
