日常３《首都8》 ページ24
WZ「はぁ………」
だるい昼の休み時間。調べ物のために学校図書館に向かい、隅の方の机で辞典や資料を広げている。最近、別に勉強しすぎだとは思ってないが、体を動かす機会がなさすぎたのかもしれない。とにかく、腰が痛い。肩も痛いが、その辺を中心に体がガタガタだ。いつも週の後半はこうなる。寝る時間もさることながら寝ても疲れが取れないし、朝がだんだん辛くなっていく。
WZ「うっ……うぅ……」
本を返しに行こうと立ち上がりかけて思わずうめき声をあげた。だるい。下半身がどろのようだ。ドロドロになるってこういうこと…なのかな。
HS「ありゃ、ジフナ、どした？」
とちょうどそのタイミングで現れるどろどろ発言者張本人。
おれは立つ気力をなくしてどさっと座り込み、返そうとした本に突っ伏した。
WZ「腰が痛い………だるい……」
HS「だ、大丈夫…？風邪じゃなくて？」
WZ「いや、単に肩こりとか、そっち。」
ちらっと目だけ動かして見上げると、心配そうなスニョアの顔が覗き込んでいる。
WZ「はぁ……おれは勉強をしているだけで、別に何も悪いことはしてないはずなのにどうしてこう体にくるんだ……やっぱり、勉強中の姿勢とかが悪いのか……？」
スニョアが聞きながらおれの席の隣に座った。
HS「なんか、腰が痛い時って、お尻の内側の筋肉を緩めるといいらしいよ！あれ、緩めるじゃなくて伸ばすだっけ？コーチが言ってたんだけど……まあいいや、こんなかんじで……」
と言うと目を閉じるスニョア。なぜかバランスを取るかのように両腕が宙に浮いてて手のひらが上を向いてるんだが、これは関係ないよな？あるのか？そのまま2回深呼吸するとゆっくり目を開け、得意げに俺の顔を見てくる。いや、なにが変わったんだよ全然わかんねえわアホ！！
でもそう言われてみればきもち、姿勢が良い感じにも見える。姿勢というか、全体のフォルム…パッと見の印象がシャキッとした感じだ。どうやったのかまったくわからんが、とにかくやってみた(謎の腕もとりあえずまねした)
GJ「あれ〜イ・ジフンお前どーしたー？勉強のしすぎで頭でも狂ったか？」
WZ「っ…………！！」
うわっ、最悪だ。クラスで1番きらいなやつ、グンジェ(GJ)だ。へんなポーズをとる俺を見て獲物をみつけたとばかりにしめしめとにやけながら近づいてくる。くそっスニョアめ、あとで殴ってやる。
WN「あ、バカグンジェおはよう。今日はちゃんと鼻くっついてるね。よかったよかった、いつも家に忘れてるもんな。」
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レイ - めっちゃ面白いです！！時間がある時でいいので更新してほしいです！！ (2022年7月11日 10時) (
レス) id: 43ec2c0ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ぱどぅどぅさん» いえいえ〜うちの作品とかカスすぎてまじで尊敬です！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅどぅ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(//∇//)そう思っていただけたのは大変嬉しいです！ (2019年4月12日 16時) (レス) id: 1420887736 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年4月11日 19時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱどぅどぅ | 作成日時：2018年11月26日 15時
