日常３《首都3》 ページ19
スングァニの作った優しい甘さがする卵焼きを食べて、騒がしい家を背に一人で学校に向かった。授業前に図書館に寄って勉強してから授業に出る。朝はみんな眠そうで静かだ。一時間目から代数。ただでさえ睡魔が手を伸ばしてくる退屈な授業なのに、なんでみんな今日はこんなに静かなんだ、寝る、寝るしかない。
ぶっちゃけ授業はハードだ。うちの高校はちょっと他と変わってるところがあるが、全体的な学力は当たり前だが大差ない。授業の質も多分全国レベルそれなりだろう。方針がいくら特別でも、生徒まで特別になるだろうなんてのは、ないものねだりな。俺たちみたいなのがやって来るぐらいだ。
JN「ジフナ、ジフナ…」
ひそめた声で後ろから呼ばれた。ジュナだ。
WZ「どうした」振り向かずにきく。
JN「��の板書、かけなかった……」
WZ「あるぞ。俺用でよければ。」
JN「ありがとう……あとで、」
WZ「うん。見せる」
HS「ジフナ…」
WZ「うるさい見せる黙れ」
HS「ありがとう……あれ？ジフナなんか俺だけ冷たくね？……あでっ！！」
先生に殴られるスニョア。
先生「クォンスニョン、、、」
バカ野郎が……喋る時に身を乗り出すんじゃねえよ。
スニョアはそこからたっぷり30分教室の後ろに立たされた。
HS「非効率的だよな！！」
WN「いや、おめえが悪いわブキなやつめ」
HS「ぶ、ぶき………いや、そういうことじゃなくて！だって！勉強させるために喋るなってことならあんなとこ立たされたらもっと勉強できないじゃん！！」
WZ「立っててもすわってても勉強しないだろ？」
HS「うっ………」
退屈な授業をいくつも受け、ぐったりした放課後。今日は座学ばかりの時間割だったせいで、頭だけ異様に疲れて体はガチガチだ。
最後の物理がおわると俺たちはばらばらと荷物を持って構内を徘徊していた。いつもなら速攻で帰るところだ。夜の授業を受ける気など毛頭ない。でも、今日はなんだかぼやぼやしていて気づいたら3人についてきてた。ちょっとだけならバカなことでもして体というか脳を休めるのもいいか。とか思ったのかもしれない。たぶん、こいつらもおんなじ感覚だ。
WN「だべろう」
空きの手頃な教室を見つけて入り込んだ。
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レイ - めっちゃ面白いです！！時間がある時でいいので更新してほしいです！！ (2022年7月11日 10時) (
レス) id: 43ec2c0ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ぱどぅどぅさん» いえいえ〜うちの作品とかカスすぎてまじで尊敬です！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅどぅ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(//∇//)そう思っていただけたのは大変嬉しいです！ (2019年4月12日 16時) (レス) id: 1420887736 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年4月11日 19時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱどぅどぅ | 作成日時：2018年11月26日 15時
