日常３《首都》 ページ17
WZ side
学校から帰ってくると、たいていはチャニがいるか、あるいは誰もいない。曜日によってはミンギュとソクミナがいたりするけど、そしたらおやつをたかってやればいい(きっとなにか作ってくれる)。スングァニとハンソラがいたら、適当に放っておく。だいたい、俺が帰って少し後にジュナやウォヌが帰ってきて、それよりずっと遅くにミョンホやスニョアが帰ってくる。ヒョンたちは日によってばらばらだ。すごく遅い日もあれば一日家にいる日もある。1番ヒョンたちがいない曜日は木曜だ。三人とも九時過ぎの帰りになって、腹ペコの俺たちは全員で食卓の前で膝を抱えて待っていたことがあったっけ……。
てか腹へったな。などと思いながら再びシャーペンを手にとった時だ。
MH「ヒョンー。」
WZ「うわっ！なんだミョンホか、まじビビったわ！」
MH「ヒョンびっくりしすぎ。勉強中に声かけてごめんって言おうとしたけど。」
スウェット姿のミョンホが呆れたように笑う。ミョンホは歩く時、足音がしない。体重が軽すぎるのか、なんの癖なのかわからないが、後ろから近づかれると全く気づかない。スニョアも足音がしないがあれは完全に職業病だ。
WZ「おまえ機動隊の隠密系捜査員かよ。」
MH「違うよ。ヒョンに夕飯ができたよって伝えに来たただの弟だよ。」
な……！おまえ真顔でそんなこと言うなよ。可愛すぎて地理の教科書なんか速攻で閉じた。あばよアメリカの州都暗記テスト。
WZ「ごはん……♪」
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レイ - めっちゃ面白いです！！時間がある時でいいので更新してほしいです！！ (2022年7月11日 10時) (
レス) id: 43ec2c0ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - ぱどぅどぅさん» いえいえ〜うちの作品とかカスすぎてまじで尊敬です！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅどぅ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(//∇//)そう思っていただけたのは大変嬉しいです！ (2019年4月12日 16時) (レス) id: 1420887736 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年4月11日 19時) (レス) id: 96926449f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱどぅどぅ | 作成日時：2018年11月26日 15時
