第11話 ページ12
葵side
あれ…此処どこ…?
ガラガラガラ
男 「おー起きてたか、お嬢さんよ。」
葵 「ん?あんた誰?」
男 「簡単に言うとAちゃんに復讐したい者かな?www」
葵 「どういう事?」
男 「俺の仲間がお世話になってよ、それのお礼?」
「ま、そういう事だから、君には何の恨みもないけど死んでもらうよ」
葵 「えっ...」
その男はそう言うとキラッと光る鋭利な刃物を私の方へと向けた___
もうダメだ、誰か助けに来てくれないかな、そう思った時...
A 「____ッ!!葵?」
直ぐに駆け寄って来てくれて縄を解いてくれた...
もう、大丈夫。 そう安心したのも束の間_
あの男が私達方へ向かってきた。それは私達の方へというよりもAの方へと言う方が正解なのかもしれない.....
直感でAが危ない!普段、そんな事に鈍い私でさえ分かった...
私は叫ぶよりも先に体が動いてAを突き飛ばした__
グサッ
葵 「...ウッ_」
A 「葵ッ!どうして……」
葵 「...大丈夫だよ...心配しないで...Aがいなくなったら嫌だし..」
こんな事を言ったけど、実際のとこ私はもう無理だって分かっていた...
A 「大丈夫なわけ...そんな……私もだよ...今、光が救急車呼んでるから!」
葵 「A?私はAのそんな悲しそうな顔は見たくないよ...」
「A、私にもしもの事があったら...彼に伝えてね___って」
A 「...ッ...うん...でももうすぐだからしっかりして」
葵 「……う...ん...」
A 「葵?しっかりしてよ!ねぇって!」
そこで私の意識は途絶えた__
最期にAが「ッ!!!葵ー!」と言ったのが聞こえた……
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←第10話
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やぶひかlove - いつごろ更新出来ますか? (2017年3月11日 10時) (レス) id: d36bb4c71e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しずく | 作成日時:2016年1月15日 19時